コンタクトレンズと目のトラブル
目次
コンタクトレンズをつけたまま寝ると、目に酸素が届きにくくなり、トラブルが起こりやすくなります。このページでは、つけたまま寝てしまった場合のリスクと対処の仕方を解説します。
コンタクトレンズをつけたまま寝ることのリスク
1. 酸素不足
コンタクトレンズを装着していると、目に届く酸素の量が減ります。特に寝ている間は目を閉じているため、酸素がさらに不足しがちです。角膜が酸素不足になると、バリア機能が低下して感染症になりやすくなったり、角膜(黒目)は本来血管のない組織なのですが、角膜周辺から血管が入ってきたりします。
2. コンタクトレンズが目に貼りつく
瞬きをするときに涙は分泌されるので、当然、コンタクトレンズをつけたまま寝ると、コンタクトレンズ自体が乾燥して目に貼りついたようになり、はずしにくくなることがあります。はずしにくかったら、無理にはずそうとせず、人工涙液などの目薬を点眼してからはずしたほうが良いでしょう。
つけたまま寝てしまったときの対処法
目に異常を感じたり、痛みや赤みが続く場合は、すぐに眼科医を受診することをお勧めします。