
コンタクトレンズ使用中に目が充血するのはなぜ?原因や対処法などを解説

Point
- さまざまな原因でコンタクトレンズ使用中に目が充血する
- 目が充血したらコンタクトレンズを外そう
- 目への負担が少ない生活を心がけるとコンタクトレンズ使用中の充血を予防できる
コンタクトレンズ使用中に目が充血する原因

コンタクトレンズの使用中に、目が充血する原因は様々です。目が充血する主な原因を8つ紹介します。
コンタクトレンズの汚れや傷
コンタクトレンズに付着したタンパク質汚れや、ハウスダスト、花粉などがアレルギーを引き起こすと目が充血します。特に花粉に含まれるたんぱく質は涙に溶けやすく、花粉症など結膜炎の原因になるため注意が必要です。
また、コンタクトレンズに傷がついていると汚れがたまりやすく、ケアをしても汚れが取り切れなくなるために充血の原因になることがあります。
酸素不足
目の黒目の部分(角膜)は透明で血管がないため、涙に溶けた空気中の酸素を取り込んでいます。コンタクトレンズを装用すると角膜に蓋をすることになるため、裸眼と比べて目が酸素不足になりやすくなります。酸素が足りなくなると、目が酸素を取り込もうとして、結膜の血管が膨張し、充血を起こすというメカニズムです。
目の乾燥
スマホやパソコンなどの画面を集中して見ていると瞬きの回数が減り、目が乾燥しやすくなります。また、エアコンの効いた部屋にいても目が乾燥しますし、コンタクトレンズの装用も乾燥の原因の一つです。目が乾燥すると、充血も起こりやすくなります。
目の日焼け
強い日差しによって目が日焼けし、角膜が炎症を起こし、充血することがあります。夏場の強い日差しや冬場の雪からの日光の反射などで、目に大量の紫外線を浴びると、目が炎症を起こし充血したり、目が開けられないほどの痛みを発したりする場合もあるでしょう。
眼障害
アレルギー性結膜炎・瞼裂斑といった眼障害によっても、充血が引き起こされます。
アレルギー性結膜炎では、アレルゲンが原因となりかゆみや充血が引き起こされます。かゆみが気になり目を洗いすぎてしまうと、目を保護する成分が流れてしまい、症状が悪化する恐れがあるので注意しましょう。
コンタクトレンズの付け方に問題がある
コンタクトレンズは目の角膜にフィットするように設計されています。ソフトコンタクトレンズは保存中などに比較的簡単に裏返ってしまいますが、裏返った状態では、角膜に適切にフィットしなくなり、ずれたり、違和感・異物感の原因になることがあります。裏返しの状態で装用を続けていると、見え方が悪くなるだけでなく、目が傷ついたり、充血したりする恐れがあります。
コンタクトレンズが目に合っていない
コンタクトレンズは、ベースカーブや直径、厚み、全体のデザイン、素材などによってご自身の目に合っているかが変わってきます。自分の目に合っていないコンタクトレンズを装用することでも目が充血することがあります。コンタクトレンズを装用する際は医師による適切な処方を受けたうえでコンタクトレンズを選びましょう。
コンタクトレンズで目が充血した時の対処法

コンタクトレンズを装用していて目が充血してしまった際の対処方法にはどのようなものがあるでしょうか。ここからは、目が充血した際の対処法を3つ紹介します。
コンタクトレンズを外す
コンタクトレンズの装用は目の充血の原因になることがあります。目が充血したらコンタクトレンズによる負担を軽減するために、コンタクトレンズを外すことが重要です。
眼科を受診する
コンタクトレンズを装用してから充血が数日続くようであれば、感染症や目の病気の恐れもあるので、眼科を受診しましょう。眼科では適切な治療が受けられるほか、使用中のコンタクトレンズがあなたの目と合っているかを確認してもらえます。
なお、眼科に行く際には眼鏡を忘れずに持っていきましょう。充血の原因によっては、治療が終わるまでコンタクトレンズを装用できない場合があります。
コンタクトレンズで目を充血させないための予防策

コンタクトレンズで目を充血させないためには、以下の6つの予防策があります。
充血しにくいコンタクトレンズを使用する
近年では目に優しいコンタクトレンズとして、シリコーンハイドロゲルレンズが開発されました。酸素を通しやすいシリコーン素材と水分を馴染ませやすいハイドロゲル素材を組み合わせて作られています。
シリコーンハイドロゲルレンズは従来の製品よりも酸素通過率が高く、充血しにくいだけでなく、乾燥感も少なくなることが期待されます。
目への負担が少ない生活を心がける
スマートフォンやパソコンの画面を長時間見続けていると、まばたきの回数が減り、目への負担が大きくなります。また睡眠が十分にとれていないと、目の疲労を回復するための生理現象として、身体は目の血管を拡張して酸素や栄養素を補給しようとします。
これらの生活が継続すると、目への負担が大きくなり充血をおこしやすくなります。生活習慣を見直し、充血を予防しましょう。
UVケアをする
強い紫外線は、目の炎症を引き起こし充血の原因となります。サングラスの着用などにより、充血の予防につながります。
花粉やアレルギーの対策をする
花粉などが原因でアレルギー性結膜炎を引き起こし、充血することがあります。スギ花粉やカモガヤ、ブタクサ、ヨモギなど花粉によって起こるアレルギー反応を季節性のアレルギー性結膜炎と呼びます。また、ハウスダストやダニは通年性のアレルギー性結膜炎の原因です。
これら花粉やアレルギー物質により結膜炎が引き起こされる人は、充血を防ぐための対策をしましょう。
アレルギー物質との接触を避けることで、アレルギー性結膜炎の予防になります。外出時は帽子やマスクを使用し、外出後は服についた花粉を落としましょう。コンタクトレンズにアレルギー物質が付着すると、充血の原因となるため、装着を控えるのも対策の一つです。
コンタクトレンズの適切な使用方法を学ぶ
コンタクトレンズは厚生労働省で高度管理医療機器に指定されています。適切に使用しなければ、人体へのリスクが高く、使用方法を誤ると充血だけでなく眼病を引き起こすリスクがあります。目の健康を守るために装用方法や使用方法に不安があれば、コンタクトレンズの適切な取り扱い方法を眼科で学びましょう。
コンタクトレンズを正しくケアする
コンタクトレンズの装着時間やケア方法を守らなければ、目の疲労を引き起こすだけでなく十分な酸素や栄養が目に行き渡らなくなり充血の原因となります。またベースカーブなどが合っていないコンタクトレンズを使用した場合も、充血を引き起こすリスクが高まります。
コンタクトレンズは爪を短くし、石鹸で手を洗い、清潔な布などで手を拭いてから取り扱いましょう。コンタクトレンズは洗浄液でケアし、付着した汚れやタンパクを除去します。また、レンズケースの洗浄と定期的な交換も大切です。
まとめ

コンタクトレンズは使用法によって充血を引き起こす原因となります。コンタクトレンズの傷や汚れだけでなく、適切にケアをしなければ目の健康を害してしまいます。生活習慣の見直しなどで、充血を予防できるのでご自身ができる予防対策を実施しましょう。

監修 :東原尚代 先生(医学博士)
1999年に関西医科大学を卒業後、京都府立医科大学眼科学教室へ入局。バプテスト眼科クリニックや大学院でのドライアイ・角膜の研究を経たのち、2011年にひがしはら内科眼科クリニック副院長に就任。地域に寄りそった眼科診療と共に、京都府立医科大学でも円錐角膜・コンタクトレンズ専門外来や講師を務める。専門分野は、円錐角膜・ドライアイ・コンタクトレンズ。
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