コンタクトレンズの取扱いとケア
目次
コンタクトレンズを安全に使い続けるためには、コンタクトレンズそのものだけでなく「ケース」にも目を向けることが欠かせません。ケース内は湿度と温度が高く、細菌が増殖しやすい環境です。衛生管理が不十分だと角膜感染症のリスクが高まります※1。
毎日のケア手順:ケースの洗浄から乾燥まで
装着後のケース内保存液を必ず捨てる
「つぎ足し」は細菌などの繁殖の温床になることがあります※3。ケースを流水でこすり洗い
ケース本体とフタの内側を指でこすりながら流水で十分にすすぎます。井戸水や精製水は避け、水道水を使用します※1。ケース内の水分をふき取り自然乾燥
ケースをすすぎ洗いしたのちティッシュで水分を拭き取り、清潔な場所でフタを開けたまま乾燥させましょう※2。保管場所にも注意
洗面所の湿気は菌の増殖を招くため、風通しの良い場所で保管します※1。
いつケースを交換すべき?見落としがちな寿命
- ソフトコンタクトレンズケア用品の交換時期に合わせて交換
マルチパーパスソリューションなどのソフトコンタクトレンズケア用品にはケースが付属しています。ケア用品を開封するときにケースも新しいものに交換しましょう。
クリアな視界はケース選びから
レンズケースの管理は、コンタクトレンズユーザーが快適な視界を維持するうえで欠かせない「最後の砦」です。毎日の洗浄・乾燥、定期的な交換を徹底し、トラブル知らずのコンタクトレンズライフを送りましょう。
※1 コンタクトレンズ診療ガイドライン(第2版)第3章 コンタクトレンズケア、日本眼科学会、2014年7月10日、PDF pp.565‑566 https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/member/guideline/contact_lens2_3.pdf
※2 子どものコンタクトレンズQ&A、公益社団法人日本眼科医会 https://www.gankaikai.or.jp/health/44/ (2025‑04‑02)
※3 コンタクトレンズの使用方法について、一般社団法人日本コンタクトレンズ協会 https://www.jcla.gr.jp/contactlens/howtouse.html (2025‑04‑02)

監修 :東原尚代 先生(医学博士)
1999年に関西医科大学を卒業後、京都府立医科大学眼科学教室へ入局。バプテスト眼科クリニックや大学院でのドライアイ・角膜の研究を経たのち、2011年にひがしはら内科眼科クリニック副院長に就任。地域に寄りそった眼科診療と共に、京都府立医科大学でも円錐角膜・コンタクトレンズ専門外来や講師を務める。専門分野は、円錐角膜・ドライアイ・コンタクトレンズ。
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