老眼や遠近両用ソフトコンタクトレンズに関する、よくある質問です。
- 近視の人は老眼にならないのですか?
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近視の方も含めて全ての人が老眼になります。
近視はメガネやコンタクトレンズを使わなければ近くが見やすい目のため、近くが見づらくなる老眼の症状を感じにくいことはありますが、老眼にならないわけではありません。 - 老眼とは遠視になることですか
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近くが見づらいことは同じですが全く別物です。
遠視はピントの合う範囲が遠くにあるため、近くのものにピントが合いにくくなる目の状態です。老眼はピントを合わせる範囲自体が狭くなる状態で、その結果、近くのものにピントが合いにくくなります。 - 老眼にはなぜなるのでしょうか
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老眼は、目の中でピントを合わせる役割をしている水晶体というレンズが、加齢にともない硬くなることによって起こります。水晶体が硬くなるとピントを合わせられる範囲が狭くなり、近くが見づらくなるのです。進行度合いは多少異なる場合もありますが、誰にでも訪れる目の老化現象なのです。
ピントを合わせる力が十分ある場合 ピントを合わせる力が弱まってきた場合遠近両用ソフトコンタクトレンズは老眼を治すためのものではなく、老眼による見づらさを改善するためのものです。遠近両用ソフトコンタクトレンズは老眼を治すためのものではなく、老眼による見づらさを改善するためのものです。
- 老眼は矯正すると進行が早まりますか
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老眼は矯正してもしなくても、年齢とともに進行します。
老眼の進行を心配して見づらさを我慢する人もいますが、早めに対処して遠くも近くも見えるようにした方が仕事や作業効率があがりますし、なにより見えないことへのストレスがなくなります。1日使い捨てコンタクトレンズの場合は保存して再使用することはできません。
- 遠近両用ソフトコンタクトレンズは目の疲れにも効果があるのですか?
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ピントが合いにくいことからくる目の疲れを緩和する効果があります。
遠近両用ソフトコンタクトレンズは視線を変えることなく常にピント合わせの補助をしているので、ピントが合いにくいことが原因の目の疲れには効果があります。 - 遠近両用ソフトコンタクトレンズは老眼初期から使い始めないと慣れにくいですか
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それほど慣れは必要ありません。(ただし、感じ方には個人差があります)遠近両用ソフトコンタクトレンズも性能がよくなっているので、それほど慣れは必要ありません。老眼初期の方も少し進行した方にもおすすめです。
- 遠近両用コンタクトレンズの種類について教えてください。
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1日使い捨てタイプ、2週間交換タイプ、長期使用タイプ(ソフト・ハード)など、通常のコンタクトレンズと同じように様々なタイプから選べます。
また、遠近両用コンタクトレンズは、製品により度数の入り方 ( レンズデザイン ) が異なります。※一部のハードコンタクトレンズでは目線の切り替えが必要なタイプのレンズデザインがあります。