乱視には、矯正した方がいい乱視と、しなくてもいい乱視があります。

それは、乱視がどのくらいあり、その本人がどのくらい見え方に不満を持っているのかで違ってきます。

これまでにお話したように、乱視があれば見ている“もの”はぼけて目の奥の網膜に映し出されます。このぼけ方は乱視度数の大小で違ってきます。

乱視のない見えかた

乱視のない見えかた

弱い乱視の見えかた

弱い乱視の見えかた

強い乱視の見えかた

強い乱視の見えかた

小さいボケは脳で修復されます。

目の奥の網膜に映った画像は視神経を通じて脳に伝わります。その画像が多少ぼけていても、ボケが比較的小さいとき、脳でクリアな画像に修復されます。脳には画像を修復する機能があるので、少しのぼけであれば、クリアな画像として認識することができるのです。

要するに、弱い乱視であれば矯正する必要がないということです。

小さいボケは脳で修復

大きいボケは脳で修復されません。

しかし乱視がある程度強い場合、ボケが大きくなり脳は画像を修復することができなくなります。脳がぼけたままの画像を認識するので、当然、ぼけて見えにくいと感じます。

また、脳が「ぼけている」と感じた場合、脳はピントが合っていないと判断し、少しでもよく見えるようにピントを合わせる筋肉を動かし続けます。このため乱視が疲れ目の原因にもなってしまうのです。

このような状態であれば、当然矯正が必要です。

大きいボケは脳で修復されない

また、疲れ目の原因にまでならなくても、少しでも見えやすくしようと目を細めるくせがついてしまい、知らず知らずに表情の印象が悪くなってしまう場合もあります。

乱視によって見えにくいと感じるのであれば、その乱視は乱視用コンタクトレンズやメガネで矯正したほうが良いですね。

それでは、乱視により見えにくく感じる例を見ていきましょう。

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