コンタクトレンズを快適に使うためのポイント

コンタクトレンズの装用は、取り扱いに慣れるまで時間がかかることがあります。
ここでは、コンタクトレンズビギナーのために、レンズをつけるときの「こんなとき、どうしたらよい?」をご紹介します。

コンタクトレンズをつける前にすること

  1. 手洗い
    流水と石鹸で手指をよく洗い、清潔なタオルやペーパータオルで水分をしっかり拭き取ります。
  2. 爪を整える
    爪の長さを確認し、爪が伸びている場合は短く切り、滑らかにしましょう。
  3. レンズチェック
    レンズを取り出し、2ウィークタイプの場合は保存液ですすぎます。レンズを指の上にのせてレンズの表と裏を確認し、レンズにキズなど異常がないかチェックします。

コンタクトレンズが入らない

目を大きく開いて、コンタクトレンズを目にのせることを心がけてください。

コンタクトレンズの正しいケアと使い方はこちら

コンタクトレンズをつける際に、レンズが指に張りついたり、何度か失敗するとレンズにホコリなどの汚れが付着することがあります。そのような場合も、保存液ですすいでからレンズを装用してみてください。

左右反対に装用したとき

左右反対につけてしまったときも慌てずに、容器に入っている保存液にレンズを浸してから、つけ直してください。ワンデータイプを使用していて容器に保存液が残っていない場合は、レンズをゴミ箱に捨て、新しいレンズを開封してください。

マガジン・ニュースへ

監修 :東原尚代 先生(医学博士)

1999年に関西医科大学を卒業後、京都府立医科大学眼科学教室へ入局。バプテスト眼科クリニックや大学院でのドライアイ・角膜の研究を経たのち、2011年にひがしはら内科眼科クリニック副院長に就任。地域に寄りそった眼科診療と共に、京都府立医科大学でも円錐角膜・コンタクトレンズ専門外来や講師を務める。専門分野は、円錐角膜・ドライアイ・コンタクトレンズ。