コンタクトレンズ選びで気になること

コンタクトレンズがどれくらい酸素を通すのかを表す数値に酸素透過係数(Dk値)と酸素透過率(Dk/t)があります。
酸素透過係数(Dk値)は、コンタクトレンズの材料がどれくらいの酸素を通す特性を持っているかを表す数値です。
コンタクトレンズ自体がどれくらいの酸素を通すのかは、Dk値をコンタクトレンズの中心の厚み(t)で割った値、酸素透過率(Dk/t)で表します。
酸素透過係数、酸素透過率ともに数値が大きくなるほど、酸素をより多く通すという意味になります。

瞬きするほどなにかがおこる 酸素マジック
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監修 :東原尚代 先生(医学博士)

1999年に関西医科大学を卒業後、京都府立医科大学眼科学教室へ入局。バプテスト眼科クリニックや大学院でのドライアイ・角膜の研究を経たのち、2011年にひがしはら内科眼科クリニック副院長に就任。地域に寄りそった眼科診療と共に、京都府立医科大学でも円錐角膜・コンタクトレンズ専門外来や講師を務める。専門分野は、円錐角膜・ドライアイ・コンタクトレンズ。