お子様がいらっしゃる方へ

学校生活や課外活動を積極的に過ごしたい、おしゃれをしたい、見た目も気になるといった理由で、中学校や高校進学のタイミングでコンタクトレンズを使い始めたいと言い出した場合、どんな点に気をつければよいでしょうか?

中学生、高校生がコンタクトレンズを使う際の注意点

正しい使用方法を守る

眼科医に指示された装用時間を超えない、コンタクトレンズを清潔な手で正しく扱えているかなど、正しく使用できることが目の健康を守ることに繋がります。

目の健康のために必要なコンタクトレンズ選び

コンタクトレンズ選びは、必ず眼科で検査を受け、専門家のアドバイスをベースに慎重に選びましょう。価格も大切ですが、大切な目の健康を守るためにも酸素をたっぷり通す素材でできているかといった視点も大切です。ソフトコンタクトレンズであれば、シリコーンハイドロゲル素材でできたものは多くの酸素を通す製品が多いので、コンタクトレンズ選びの参考にしてください。

目にあったコンタクトレンズを

身体の成長期は、近視や乱視などの目の状態が変わることもあります。コンタクトレンズの買い替えの際には眼科で目の検査を受け「今」の見え方にあったコンタクトレンズを購入するとともに、目の健康状態も確認するようにしましょう。

メガネの併用

眼科医に指示されたコンタクトレンズの装用時間を守り、目を休ませるためにもメガネを併用しましょう。また、外出先でもメガネを持ち歩き、コンタクトレンズをつけていて目にゴミが入ったりするなど不快感を感じたときには、コンタクトレンズからメガネにするようにしてください。

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監修 :東原尚代 先生(医学博士)

1999年に関西医科大学を卒業後、京都府立医科大学眼科学教室へ入局。バプテスト眼科クリニックや大学院でのドライアイ・角膜の研究を経たのち、2011年にひがしはら内科眼科クリニック副院長に就任。地域に寄りそった眼科診療と共に、京都府立医科大学でも円錐角膜・コンタクトレンズ専門外来や講師を務める。専門分野は、円錐角膜・ドライアイ・コンタクトレンズ。