BIGGER THAN BOTTLES

プラスチックニュートラルを通じて有意義かつ測定可能な変化を

プラスチックは、私たちの日常生活に欠かせない素材です。プラスチックがどのように作られ、どのように廃棄されるかによって、環境に影響を与える可能性がでてきます。毎年、合計800万トンにもおよぶプラスチックが海に流れ込んでいると推定されています。これは1分ごとにゴミ収集車1台分のプラスチックを捨てていることになります¹。

2021年以降、私たちはプラスチックバンクと提携し、プラスチック汚染と貧困率が記録的に高い何百もの沿岸地域で海洋プラスチック廃棄物の回収に取り組むことで、プラスチックフットプリントの一部を相殺しています^2-4。プラスチックバンクと協力することで、プラスチック廃棄物に関する取り組みをさらに進めることができるだけでなく、こうした地域の社会経済的格差の是正にも貢献できます。こうした活動を通じて、私たちを取り巻く世界をより良くし、「People + Planet」で明るい未来に貢献することができるのです^2,5-7。

マイルストーン以上の成果

プラスチックバンクとの提携を通じて、私たちは、南北アメリカ、欧州、アジア太平洋地域の27か国で販売され、流通しているレンズ、ブリスター、梱包材など、対象となるさまざまなソフトコンタクトレンズで使用されているプラスチックの重量に相当する海洋プラスチック廃棄物の回収とリサイクルに資金を提供しています^*2。

プラスチックバンクとの提携の詳細はこちらをご覧ください。提携開始以降に世界の海への流入を阻止したペットボトルの量、私たちが生活をどのように向上させているかなどを紹介しています。

ビジョンケアプログラム

さらに、プラスチックバンクは、対象となるプラスチックバンクの回収者に、視力検査のほか、無料眼科検診と眼鏡の無料クーポンを提供するビジョンケアプログラムを設立しました⁸。視力の改善がもたらすプラスの影響は、貧困の削減、経済的機会の支援、教育成果の向上につながっています⁹。

今日できることに、明日に向かって、一緒に取り組む。

私たちは、プラスチックニュートラルなコンタクトレンズ^**を提供する初のコンタクトレンズメーカーです¹⁰。アイケアプロフェッショナルはコンタクトレンズを処方し、コンタクトレンズユーザーは装用することにより、「People + Planet」のウエルビーイングの向上に取り組む私たちのサステナビリティに対するコミットメントを支援することになります²。

CREATING A WAVE OF CHANGE

再生利用できない製品やパッケージの廃棄物をオフセットするために動いたキャロル・へリングのようなイノベーターは極めて重要な影響力を持っています。

もっと知る

 

* 対象となるクーパービジョンのソフトコンタクトレンズ製品で使用されるプラスチック量は、ブリスターやレンズ、およびラミネート、接着剤、補助材料（インクなど）といった二次パッケージ内のプラスチックの重量によって決まります。これらの製品およびその梱包材の製造工程で使用されるプラスチックは含まれません。
** プラスチックニュートラルなコンタクトレンズとは、環境に配慮したレンズ素材で作られたコンタクトレンズを指すものではありません。プラスチックニュートラルなコンタクトレンズとは、日本で展開する全てのクーパービジョン製品のコンタクトレンズ、空ケース、パッケージに使用されるラミネート、接着剤や溶剤（インクなど）のプラスチックの重量分のクレジットをプラスチックバンクに支払うことで、プラスチックバンクが同量の海洋プラスチックを回収する仕組みをもつコンタクトレンズです。
† クーパービジョンは、プラスチックバンクとの提携を通じて、2024年1月現在、水路に流される約530万kgのプラスチックを回収し、変換しています。1kgのプラスチックは標準的な202mmのボトル50本に相当するというプラスチックバンクの測定基準を使用すると、約2億6,370万個相当のペットボトルが海にｒ流入するのを防いでいることになります。
‡ クーパービジョンのワンデーコンタクトレンズ1年分は、90日パック8箱分（右眼用と左眼用それぞれ4箱ずつ）に相当する720枚のコンタクトレンズと定義します。

References:
1. National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine, through the National Oceanic and Atmospheric Administration (NOAA), 2020, https://www.nationalacademies.org/our-work/united-states-contributions-to-global-ocean-plastic-waste.
2. CVI data on file, 2024.
3. Plastic Bank. https://plasticbank.com/what-is-plastic-bank-all-about-and-how-can-i-get-involved/. Accessed Jan 25th 2024.
4. CVI data on file as of 1/2024.
5. CVI data on file, 2023.
6. Plastic Bank. https://plasticbank.com/impact-programs/. Accessed Jan 25th 2024.
7. Plastic Bank. https://plasticbank.com/about/. Accessed Jan 25th 2024.
8. Plastic Bank data on file, 2024.
9. Zhang et al. "Advancing the Sustainable Development Goals through improving eye health: a scoping review," The Lancet Planetary Health. March 2022. (6) 274 & 278.
10. CVI data on file, 2021, 2020-2020 Plastic Bank Contract Agreement.