PLASTIC MADE BETTER^*1,2

ISCC PLUS認証を取得したプラスチックにより、原材料レベルで炭素を削減^†‡2,3

プラスチックのない日常生活を想像するのは不可能に思えますが、これには正当な理由があります。それは、プラスチックは耐久性に優れ、用途が広く、軽量な素材だということです。しかし、プラスチックを広く普及させたこの耐久性には、環境に影響を与える2つの大きな課題があります。それは製造方法と廃棄方法です。

プラスチックのオフセットと再生という取り組みを通じて、私たちはこの大きな課題の1つである廃棄に対処するためにすでに前進を遂げています^§。現在は、プラスチックの製造方法に対処する取り組みを進めており、その中で、プラスチックサプライヤーと、私たちが購入するプラスチックがどのように製造されているかに焦点を当てています。

私たちは現在、ISCC PLUS認証を取得したプラスチックの購入を開始し、「Plastic Made Better」（より良いプラスチック）を採用しはじめています^*‡1,2,4。

プラスチックに関するさらに高い基準を追求

ISCC PLUS認証は、検証、追跡および持続可能なプラスチック製造を識別するものです^5,6。ISCCは、国連の持続可能な開発目標に沿って、「People + Planet」にさらに大きな利益をもたらすために温室効果ガス排出量の削減を支援しています^7,8。

プラスチック製造によって排出される温室効果ガスを削減することは簡単ではありません。バイオベースの油など、持続可能な方法で調達された検証済みで追跡可能な原料の使用から、製造施設内の廃棄物を最小限に抑えるより効率的な生産技術まで、すべてのステップが重要な役割を果たします^6,9。私たちはISCC PLUS認証を受けたプラスチックの購入を開始することで、プラスチックの製造における二酸化炭素の影響削減が評価されている国際認証制度を支持します^†‡2～4。

また、ISCC PLUS認証は、労働者の権利を擁護し、持続可能な農業と土地利用の取り組みを促進しています⁹。そして、ISCC PLUS認証は、これらすべてを完全に透明性のある方法で実行していますーISCC PLUS認証を取得したプラスチックは、あらゆる段階でこれらの原則に準拠するように徹底しているのです^9,10。

クーパービジョンは、ISCC PLUS認証を受けたプラスチックの購入を開始することで、プラスチックの製造に関して、より高い基準の達成に尽くします^‡4。

では、なぜ「Plastic Made Better」（より良いプラスチック）に配慮する必要があるのでしょうか^*1,2。

その製造方法が重要だからです。
私たちは皆、最初の一歩を踏み出さなければならないからです。
私たちはお客様や装用者とともに、「People + Planet」の明るい未来に向けて取り組んでいるからです。

* 査読済み論文では、再生可能な原料を使用して製造されたポリプロピレン（PP）は、カーボンフットプリントが低いとされています。クーパービジョンのプラスチックサプライヤーによると、化石由来の原料を使用したPPの製造では1キロあたり1.63kg-CO2eの二酸化炭素が発生するのに対し、ISCC認証を受けた原料を使用した場合は、1キロあたり-0.82kg-CO2eとなります。
† 査読済み論文では、再生可能な原料を使用して製造されたポリプロピレン（PP）は、カーボンフットプリントが低いとされています。クーパービジョンのプラスチックサプライヤー1社が実施した原材料調達から出荷までの評価によると、化石由来の原料を使用したPPの製造では1キロあたり1.63kg-CO2eの二酸化炭素が発生するのに対し、ISCC認証を受けた原料を使用した場合は、1キロあたり-0.82kg-CO2eとなります。
‡ ISCC PLUS：International Sustainability and Carbon Certification PLUS（国際持続可能性カーボン認証PLUS）。
§ プラスチックバンクとの提携による。

References:
1. CVI data on file, 2023. Cradle-to-gate assessment of our supplier’s biorenewable input
2. Narayan, R. (2011). Carbon footprint of bioplastics using biocarbon content analysis and life-cycle assessment. MRS Bulletin, 36(09), 716?721. https://doi.org/10.1557/mrs.2011.210.
3. CVI data on file, 2023. Cradle-to-gate assessment of renewable bioinput carried out by one of CooperVision's suppliers of plastic polymer.
4. CVI data on file, 2024.
5. ISCC. https://www.iscc-system.org/certification/iscc-certification-schemes/iscc-plus/. Accessed Jan 25th 2024.
6. ISCC PLUS System Document (v3.3).
7. IPCC, 2022: Climate Change 2022: Mitigation of Climate Change. Contribution of Working Group III to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change [P.R. Shukla, J. Skea, R. Slade, A. Al Khourdajie, R. van Diemen, D. McCollum, M. Pathak, S. Some, P. Vyas, R. Fradera, M. Belkacemi, A. Hasija, G. Lisboa, S. Luz, J. Malley, (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, UK and New York, NY, USA. doi: 10.1017/9781009157926.
8. ISCC. https://www.iscc-system.org/. Accessed Jan 25th 2024.
9. ISCC. Sustainability Requirements. Version 3.1.
10. ISCC. https://www.iscc-system.org/certification/iscc-documents/iscc-audit-procedures/. Accessed Jan 25th 2024.