本ページの目的と範囲
本ページでは、クーパービジョンが、MyDay製品群に関するサステナビリティ関連の開示・主張を裏付けるために使用している、技術的手法、データソース、定義を説明しています。
クーパービジョンは、手法、データソース、規制における変更を反映するよう本ページを定期的に更新します。
1. カーボンアカウンティング(炭素会計)と用語
1.1 温室効果ガスとCO₂e(二酸化炭素換算量)
温室効果ガス(GHG)排出量には、二酸化炭素(CO₂)のほか、メタンや亜酸化窒素などのガスが含まれます。
比較可能性を確保するために、クーパービジョンでは、GHG排出量を二酸化炭素換算量(CO₂e)で表します。CO₂eは、製品カーボンフットプリントに関する国連のIPCCガイダンスおよび関連規格に沿う標準化された単位です。
1.2 「カーボンフットプリント」と「製品カーボンフットプリント(PCF)」
カーボンフットプリントとは、定義された範囲および期間にわたる、ある活動、組織、または製品に関連するGHGの総排出量です。
製品カーボンフットプリント(PCF)とは、特定の製品に関連する気候変動への影響を定量化したものです。定義された機能単位あたり(例:コンタクトレンズ1枚あたり、またはパッケージ単位あたり)のkg-CO₂e(キログラム・二酸化炭素換算量)で表され、ISO 14067およびGHGプロトコル「Product Standard(製品基準)」に沿って算出されます。1
1.3 スコープ1、2、3の排出量
特に明記されていない限り、
- · スコープ1の排出量は、クーバービジョンの所有または管理下にある排出源からの直接排出量です。
- · スコープ2の排出量は、クーパービジョンの事業で使用される、購入した電気、蒸気、温熱、または冷熱の生成から生じる間接排出量です。
- · スコープ3の排出量は、クーパービジョンが所有または管理する事業以外のバリューチェーンで発生する、その他すべての間接排出量です。
クーパービジョンが、カーボンフットプリントを削減する製造改善について言及する場合、明示的に拡大されない限り、その範囲は通常、関連する製造拠点におけるスコープ1およびスコープ2の排出量に限定されます。
現在、本ページでは、関連するクーパービジョンの事業におけるスコープ1およびスコープ2の排出量に関して選択されている手法と、選択されている製品レベルのライフサイクルアセスメントについて説明しています。スコープ3の排出量に関する手法は、今後の更新で追加される場合があります。
1.4 「二酸化炭素削減」および「低炭素」という用語の使用<br>
本ページにリンクされている文章で使用されている場合:
- · 「二酸化炭素(の排出)が少ない」や「低炭素」などの表現による二酸化炭素削減に関する主張は、定義された分析単位(「製造レンズあたり」や「原材料1kgあたり」など)における明言されたベースライン(例えば、2024年と2021年のベースラインの比較など)に関するGHG総排出量(CO₂e換算)の削減を指します。
- · これらの削減量は、その主張に応じて、製品レベル、コンポーネントレベル、または施設レベルのLCA/PCFの計算またはGHGインベントリデータに基づいて判定されます。
- · 製品の二酸化炭素削減率の計算に、カーボンオフセットは使用されていません。オフセットが使用される場合は、別途開示され、基礎となる算出排出量に変更を加えることはありません。
2. クーパービジョンの製品ライフサイクルアセスメント(LCA)手法の概要
2.1 製品LCAの目的
クーパービジョンは、製品の環境への影響を定量化し、デザイン、調達、製造に関する意思決定を支援するために、ライフサイクルアセスメント(LCA)を使用しています。製品LCAは、原材料の採取から製品の廃棄まで(「Cradle to Grave(ゆりかごから墓場まで)」とも言う)、製品のライフサイクル全体にわたるインプット、アウトプット、および潜在的な環境への影響を評価します。
製品LCAは、以下の目的で使用されます。
- · 製品の二酸化炭素削減に関する主張を裏付ける(例:「[日付/指定の日付範囲]におけるベースラインとの比較でカーボンフットプリントをX%削減」)。
- · バリューチェーン(原材料、エネルギー、ロジスティクスなど)における排出のホットスポットを特定する。
- · 顧客および規制当局に技術的実証を提供する。
2.2 適用される基準と枠組み
クーパービジョンの製品レベルのLCAは、以下に準拠するよう策定されています。
- · ISO 14040およびISO 14044(LCAの原則、枠組み、要求事項)
- · ISO 14067(製品カーボンフットプリント:要求事項および指針)
- · ISO 14071(LCA調査のためのクリティカルレビューのプロセスおよびレビュアーの能力)
- · GHGプロトコル「Product Life Cycle Accounting and Reporting Standard(製品ライフサイクル算定・報告基準)」
2.3 システム境界
本ページを参照している製品の二酸化炭素削減に関する主張については、LCAでは「Cradle to Grave(原材料の採取から製品の廃棄まで)」の境界を使用し、以下を対象としています。
- · 原材料の採取と加工。
- · コンポーネントとパッケージの製造。
- · 製品の製造と組み立て。
- · 流通とロジスティクス。
- · 使用段階の想定(該当する場合)。
- · 製品廃棄時の処理(埋め立て、リサイクル、焼却など)。
2.4 機能単位とベースライン
各製品のLCAでは、機能単位を定義しています(「コンタクトレンズの完成品1枚とその一次パッケージ単位」や「標準的なレンズの1年間の使用」など)。この単位は、ベースラインと比較対象年で一貫して使用されます。主張において、結果が「レンズ1枚あたり」または「機能単位あたり」と記載されている場合、これは基礎となるLCAで定義されている機能単位に基づいています。
2.5 データソースと品質
クーパービジョンのLCAでは、以下を組み合わせて使用しています。
- · 自社事業からの一次データ(製造拠点におけるエネルギー消費量、生産量、廃棄物、リサイクル率など)。
- · クーパービジョン製品の製造に使用される原材料の製品カーボンフットプリント(PCF)など、サプライヤー固有のデータ。
- · サプライヤー固有のデータを入手できない場合は、広く採用されているLCAの実務に従い、広く認められているLCIデータベースおよび業界出版物からの二次データ。
データの品質、代表性、およびカットオフ基準(軽微なインプットやプロセスを除外するためのルール)は、ISO 14040/44およびISO 14067の要求事項に準拠しており、それぞれのLCAまたは公表されているPCFレポートで詳細に説明されています。
2.6 独立したクリティカルレビュー
外部の主張を裏付けるために使用されるLCAおよびPCFにおいて、クーパービジョンは、ISO 14071:2024(クリティカルレビューのプロセスおよびレビュアーの能力)に準拠した独立したクリティカルレビューを求めています。ISO 14071:2024は、ISO 14040、ISO 14044、およびISO 14067に追加的な要求事項と指針を提供しています。
レビューでは通常、以下を評価します。
- · 目的と調査範囲の定義、および意図された用途との整合性。
- · 配分ルールやシステム境界を含む、手法の妥当性。
- · データの品質、完全性、および代表性。
- · 調査の限界に照らした結果の解釈。
- · 関連するISO規格(ISO 14040/44/67を含む)およびGHGプロトコルのガイダンスとの調査の一貫性。
クリティカルレビューの要約は、主要な二酸化炭素削減の主張を実証するために使用される製品LCAのために参照または利用されます。
3. コンポーネントレベルおよび原材料レベルのLCAとサプライヤーデータ
3.1 原材料レベルのLCAとPCFの役割
クーパービジョンの製品には、サプライヤーが独自のLCAまたはPCFを実施している場合がある原材料やコンポーネント(ポリプロピレンプラスチック、アルミホイルの蓋など)が組み込まれています。多くの場合、これらのLCAやPCFは「Cradle to Gate(資源の採取から原材料がサプライヤーの施設を出るまで)」をベースに実施されています。
これらの評価は、クーパービジョンのレンズやパッケージを対象とした製品レベルのLCAではありませんが、排出係数(原材料1kgあたりのkg-CO₂e)を提供する重要な入力情報となり、クーパービジョンの製品に関する主張および/またはLCAで使用される場合があります(該当する場合)。
例えば、サプライヤーが従来のベースラインと比較して改善を定量化した場合、これらの評価が「低炭素プラスチック」や「低炭素アルミニウム」などの説明的な表現を裏付ける場合があります。
3.2 製品レベルとコンポーネントレベルの主張の区別
製品レベルの二酸化炭素削減に関する主張(例:「2021年以降のMyDay®におけるカーボンフットプリントのX%削減」)は、関連するすべてのライフサイクル段階を総合したクーパービジョンの製品LCAに基づいています。
コンポーネントレベルの記述(例:「低炭素ポリプロピレン」や「低炭素アルミニウム」)は、それらの原材料に関するサプライヤーのPCF/LCAに基づいており、原材料レベルでのCradle to Gateの比較を指します。
4. マスバランス方式と加工流通過程管理(CoC)方式
4.1 加工流通過程管理(CoC)モデル(ISO 22095)
ISO 22095では、加工流通過程管理(CoC)モデルを、サプライチェーン全体でインプット、アウトプット、および特定の原材料特性(バイオベースや認証取得済み含有物の割合など)に関する関連情報を管理・追跡するためのアプローチとして定義しています。
クーパービジョンと弊社サプライヤーは、マスバランスを含む複数のCoCモデルを使用して、バイオベース含有物、認証取得済み含有物、または低炭素含有物などの属性を持つ原材料を扱う場合があります。
4.2 マスバランスモデル
ISO 22095および業界のガイダンスに従い、クーパービジョンはマスバランスを次のように理解しています。
- · 定義された規則の下で、特定の特性を持つ原材料(バイオベースまたは低炭素の原料など)を従来の原料と混合することを可能にする加工流通過程管理(CoC)モデル。
- · 特定の特性を持つ原材料の総投入量が追跡され、文書化された割り当て規則に従ってその属性がアウトプット(製品)に割り当てられるシステム。
- · 追跡・監査可能な主張を裏付けつつ、原材料を物理的に分離することなく、クーパービジョンとそのサプライヤーが代替原料の使用を増やすことを可能にするアプローチ。
クーパービジョンは、マスバランス方式を使用するサプライヤーに以下を求めています。
- · 監査可能なマスバランス会計システムを維持すること。
- · 定義されたバランス期間にわたって、特定の特性を持つ割り当てられたアウトプットが適格なインプットを超えないようにすること。
- · 主要な前提条件および割り当て規則を含めて、適用されるCoC(加工流通過程管理)モデルを説明する文書を提供すること。
- · 適用されるマスバランスシステムの規則(ISCC PLUSなどの広く認められている認証制度の規則など)への適合性を立証している、第三者機関による検証文書または認証文書を提供すること。
5. 製造方法、エネルギー、廃棄に関する指標
5.1 スコープ1および2の排出量の継続的改善
クーパービジョンは、スコープ1および2の温室効果ガス(GHG)排出量の削減を目的とした、継続的な製造改善の取り組みを実施しています。一般的な取り組みには、以下が含まれます。
- · プロセスの最適化、ならびにスクラップと廃棄物の削減。
- · 設備およびシステムの効率改善。
- · 一部の施設での高効率の熱電併給(CHP)システムの導入や、再生可能電力の割合の増加など、燃料やエネルギー源の変更。
これらの改善は、施設レベルのエネルギー、燃料、生産のデータを用いて定量化され、クーパービジョンの企業GHGインベントリ(スコープ1および2)、製品ライフサイクルアセスメント(LCA)、製品カーボンフットプリント(PCF)に反映されます。
5.2 施設のエネルギープロファイル
製品レベルまたは施設レベルの環境に関する主張にとって重要な製造施設および物流施設について、クーパービジョンは文書化された施設のエネルギープロファイルを作成しています。これらのプロファイルは、購入したエネルギーおよびオンサイトエネルギー(系統電力、熱電併給(CHP)またはその他のオンサイト発電)の主な供給源と、その消費と再生可能エネルギーを照合するために使用される証明書(再生可能エネルギー証書(REC)やエネルギー属性証明書(EAC)など)を示しています。基礎となるデータは、定められた報告期間中に計測されたエネルギーおよび燃料の消費量に基づいています。
施設レベルのエネルギープロファイルが外部の主張(低炭素エネルギーの使用やエネルギー効率の改善に関する主張など)を実証している場合、その基礎となる前提条件、データソース、計算方法は、その主張を裏付けているLCA、PCF、または保証文書に記録されています。
5.3 再生可能な電力およびエネルギーに関する証書の調達原則
クーパービジョンが再生可能電力の購入または使用を実証するために再生可能エネルギー証書(REC)や同等のエネルギー属性証明書(EAC)を使用している施設では、クーパービジョンは、広く認められているベストプラクティスに沿って証書の調達を行うよう努めています。
- ・ 証書は、施設が電力を調達している電力市場または密接に関連している電力市場(同じ地域送電網内やエネルギー属性市場内など)から調達されます。
- ・ 証書は、再生可能電力の使用が主張されている報告期間または当該の順守年度に対応しています。通常、同じ報告年度内(または適用される基準やプログラムで認められている限られた猶予期間内)に発行されます。
- ・ 証書は、クーパービジョンに代わって速やかに無効化(償却)され、販売、譲渡、または他の関係者の再生可能電力使用量として計上されることはありません。
これらの原則は、透明性と信頼性の高い再生可能電力に関する主張を裏付けることを目的としています。
5.4 リサイクルと廃棄に関する指標
クーパービジョンは、社内の環境・安全衛生(EHS)記録と第三者機関による検証の両方を用いて、製造・物流施設におけるリサイクルおよび廃棄物管理に関する声明を裏付けています。
一部の施設は、SCSグローバル・サービスの「ゼロ・ウェイストプログラム」に参加しています。同プログラムは、SCS-110 Certification Standard for Zero Waste(廃棄物ゼロに関するSCS-110認証基準)に基づいています。SCS-110基準は、都市廃棄物の埋め立てや施設におけるエネルギー回収を伴わない焼却からの転換を認証するための基礎となるもので、リサイクルや再利用などの廃棄物転換のための複数の経路を追跡します。
施設レベルの廃棄物転換またはリサイクルの指標が、製品レベル、施設レベル、またはブランドレベルの主張を裏付けている場合、それらの指標と方法は、SCS認証報告書、その他第三者機関の保証書、および/またはクーパービジョンの社内記録に記載されています。
6. プラスチックフットプリントおよびプラスチックニュートラルに関する手法
このセクションでは、クーパービジョンがプラスチックバンクとの提携で実施している、プラスチックニュートラルの取り組みで使用されている手法について説明します。この取り組みの対象は、対象市場におけるクーパービジョンの対象ソフトコンタクトレンズ製品です。「プラスチックフットプリント」はカーボンフットプリントとは異なり、カーボンオフセットプログラムを表すものではありません。
6.1 プラスチッククレジットと対象プラスチックの範囲
プラスチックバンクとの提携を通じて、クーパービジョンは、特定の期間内に、対象製品に含まれるプラスチックの重量に相当するプラスチックの回収・リサイクルのクレジットを購入します。各クレジットは、プラスチックバンクが事業を展開している市場の海岸や水路から30マイル以内の陸地で回収された1kgのプラスチックの回収・変換に相当します。
対象となる「プラスチックニュートラル」なソフトコンタクトレンズ製品のプラスチック量は、レンズやブリスター、およびラミネート、接着剤、補助材料(インクなど)の二次パッケージ内のプラスチックの総重量に基づきます。製造工程で使用されるプラスチックは含まれません。
クーパービジョンは、社内の製品およびパッケージのデータからこのプラスチック重量をキログラム単位で算出し、その結果得られた「オフセット重量」を四半期ごとにプラスチックバンクに報告しています。その後、プラスチックバンクは、クーパービジョンがその四半期に自社ネットワーク内で同等重量以上のリサイクル可能なプラスチックの回収・変換を行ったことを確認します。
さらに、クーパービジョンとプラスチックバンクは、予測プラスチック量と実際のプラスチック量、および関連する支払いを照合する年次の「調整」を実施します。実際のプラスチック使用量が予測を上回った場合、クーパービジョンは追加のプラスチック回収クレジットを購入し、下回った場合、その差額は翌年にクレジットとして繰り越されます。
クーパービジョンとプラスチックバンクは、標準的な等価指標を使用し、回収・リサイクルされたプラスチックのキログラム数を以下のように明確にします。
- · 1kgの回収されたプラスチック = 標準的な500mlペットボトル50本(プラスチックバンクの2023年3月の「Bottle‑to‑Kilogram(キログラムあたりの本数)」調査プロジェクトに基づく)。2
- · クーパービジョンは、コミュニケーションおよびカスタマー認証プログラムにおいて、回収されたプラスチックの総キログラム数を相当するペットボトル数に換算する際に、この指標を使用します。
6.2 地理的範囲と社会的影響に関する指標
2021年の開始以来、プラスチックバンクとの提携によるクーパービジョンのプラスチックニュートラルの取り組みでは、インドネシア、エジプト、フィリピンなどの国々の数百の地域社会において、何千人もの活動的な回収員を支援してきました。回収員は、回収したプラスチックを収入や生活を向上させる給付(食料品バウチャー、学用品、健康関連サービスなど)と交換しています。*3
これらの社会的影響に関する指標は、プラスチックバンクのインパクト・ダッシュボードおよび報告に基づいており、https://plastic-neutral.coopervision.com/plastic-neutralityで定期的に更新されています。
6.3 カーボンオフセットとの違い
プラスチックニュートラルのオフセットは、GHG排出量ではなく、プラスチック廃棄物と汚染に対処するものです。プラスチックニュートラルのオフセットは、クーパービジョンのGHGインベントリ、ライフサイクルアセスメント(LCA)、または製品カーボンフットプリント(PCF)の計算において、カーボンオフセットとして扱われません。
7. 文書管理、更新、および規制の整合性
7.1 更新頻度
クーパービジョンは、この手法のページを少なくとも年に1回見直し、更新する予定です。基礎となる手法、基準、またはプログラムが大幅に変更された場合は、より早期に見直しを行い更新します。
7.2 他の文書との関係
本ページは、以下の文書と併せてご参照いただけます。
- · より広範な説明と実績に関する指標を提供するクーパービジョンの年次サステナビリティレポート。
- · 製品固有の技術文書。
- · サプライヤーのPCF文書やクーパービジョンのLCAに関するクリティカルレビュー報告書など、第三者による検証、認証、保証に関する文書。
8. 用語集
用語 | 定義 |
|---|---|
| バイオベース材料 | 適用される規格や規制で定義されている、バイオマス(植物由来の原料など)から部分的または全体的に得られる材料。バイオベース含有量は、マスバランス方式またはその他の加工流通過程管理モデルを用いて追跡または特定することができます。 |
| 二酸化炭素換算量(CO2e) | さまざまな温室効果ガス(GHG)の気候への影響を、地球温暖化係数に基づいて比較するための一般的な単位。一定期間にわたって同じ温暖化効果をもたらすCO2の量として表されます。 |
| カーボンフットプリント | 定義された範囲および期間にわたる、ある活動、組織、または製品と関連している温室効果ガス(GHG)の総排出量をCO₂eで表したもの。 |
| 加工流通過程管理(CoC) | 原材料特性に関する信頼できる主張を裏付けるために、サプライチェーンに沿って、インプット、アウトプット、関連情報が移転、監視、管理されるプロセス。 |
| 熱電併給(CHP) | 単一の燃料原料(天然ガスなど)を用いて発電し、本来なら無駄になる熱を回収して有用な熱エネルギー(蒸気や温水など)として利用するオンサイトエネルギーシステム。電力と熱を同時に生み出すことで、CHPは通常、全体効率が高く、施設が購入する系統電力への依存度を低減できます。 |
| Cradle to Gate(ゆりかごからゲートまで) | 原材料の採取から製品が製造施設を出る時点までのライフサイクルアセスメント(LCA)の境界。使用段階と廃棄段階は含まれません。 |
| Cradle to Grave(ゆりかごから墓場まで) | 原材料の採取から製造、流通、使用、廃棄までのライフサイクル全体を対象とするライフサイクルアセスメント(LCA)の境界。 |
| クリティカルレビュー(LCA用) | ライフサイクルアセスメント(LCA)および/または製品カーボンフットプリント(PCF)の調査における独立した評価。適用される基準との整合性、手法の妥当性、データの品質と代表性、および前提条件と限界の透明性を評価することを目的としています。 |
| 排出係数 | 活動量または原材料の単位あたりの温室効果ガス(GHG)排出量を定量化する係数(電力1キロワット時あたりやプラスチック1kgあたりのkg-CO2eなど)。活動量または原材料のデータを排出量データに変換するために使用されます。 |
| エネルギー属性証明書(EAC)/再生可能エネルギー証書(REC) | 適格な再生可能エネルギー源から発電された1メガワット時(MWh)の電力の環境属性を表す、取引可能な証書。EACには、北米の再生可能エネルギー証書(REC)や欧州の発電源証明(GO)など、市場固有の証書が含まれます。購入者によって無効化(償却)されると、EACは、市場基準のスコープ2算定の枠組みの下で、再生可能電力の使用または購入を実証するために使用されます。 |
| GHGプロトコル「Product Standard(製品基準)」 | 温室効果ガスプロトコル「Product Life Cycle Accounting and Reporting Standard(製品ライフサイクル算定報告基準)」は、製品の温室効果ガス(GHG)排出量のライフサイクルを定量化し、報告するための要求事項と指針を提供するものです。 |
| 温室効果ガス(GHG) | 自然由来および人為由来の大気中のガスで、地表からの赤外線(熱)放射を吸収・再放出し、「温室効果」に寄与するものです。人間活動による温室効果ガスは、この効果を増大させ、気候変動を促進します。主な例としては、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、亜酸化窒素(N2O)が挙げられます。 |
| ISCC PLUS | 持続可能な原材料と加工流通過程管理システムのための認証制度。マスバランス方式やその他の加工流通過程管理(CoC)モデルを使用して、バイオベース含有量やリサイクル含有量などの属性を追跡します。 |
| ISO 14040 | ライフサイクルアセスメント(LCA)を実施するための原則と枠組みを定めた国際規格。 |
| ISO 14044 | ライフサイクルアセスメント(LCA)の実施と報告に関する詳細な要求事項と指針を定めた国際規格。データの品質、システム境界、結果の解釈などを含みます。 |
| ISO 14067 | 製品カーボンフットプリントを定量化し、報告するための原則、要求事項、指針を規定する国際規格。ライフサイクルアセスメントの境界、温室効果ガス算定、および報告に関するルールを含みます。 |
| ISO 14071 | ライフサイクルアセスメント(LCA)におけるクリティカルレビューのプロセスとレビュアーの能力に関する国際規格。ISO 14040およびISO 14044に対する追加の要求事項と指針を提供します。 |
| ライフサイクルアセスメント(LCA) | 製品のライフサイクルにおける定義された各段階に関連する環境への影響を評価するための体系的手法。 |
| 低炭素材料 | ライフサイクルアセスメント(LCA)/PCFデータに基づき、Cradle to Gateの製品カーボンフットプリント(PCF)(1kgあたりのkg-CO₂e)が、定義された従来のベースラインよりも低い材料。 |
| マスバランス | 特定の特性(バイオベース材料や低炭素材料など)を持つ原材料を従来の原材料と混合できる加工流通過程管理モデル。インプットとアウトプットは追跡され、定義されたルールに従って特性が割り当てられます。 |
| オーシャンバウンドプラスチック(海洋プラスチックごみ) | クーパービジョンおよびプラスチックバンクでは、「海岸や水路から30マイル(約50km)以内の陸地で回収されたプラスチック廃棄物」と定義しています。 |
| プラスチッククレジット | 定められた量(キログラム単位)のプラスチック廃棄物の、検証済みの回収とリサイクル(「変換」とも言う)を表す単位。クーパービジョンがプラスチックバンクと提携して実施しているプラスチックニュートラル・プログラムで、対象製品のプラスチックフットプリントをオフセットするために使用されます。 |
| プラスチックフットプリント | 指定されたシステム境界内での、定められた製品または活動に関連するプラスチックの総重量(「対象製品のコンタクトレンズ、ブリスターパック、二次パッケージに含まれるプラスチック」など)。 |
| プラスチックニュートラル | 指定されたシステム境界内での、定められた製品または活動に関連するプラスチックの総重量(「対象製品のコンタクトレンズ、ブリスターパック、二次パッケージに含まれるプラスチック」など)。 |
| 製品カーボンフットプリント(PCF) | 機能単位あたりの特定製品の気候変動への影響で、ISO 14067および関連規格に準拠して定量化されたもの。 |
| SCS ゼロ・ウェイスト/SCS-110 認証基準 | SCS-110 Zero Waste Certification Standard(SCS-110廃棄物ゼロ認証基準)に基づくSCSグローバル・サービスによる第三者認証プログラム。都市廃棄物を埋め立てやエネルギー回収を伴わない焼却から転換するための要件を定め、リサイクルや再利用などの適格な転換経路を認定するものです。 |
| スコープ1の排出量 | クーパービジョンが所有または管理する排出源からの直接的な温室効果ガス(GHG)排出量。 |
| スコープ2の排出量 | クーパービジョンが消費する、購入した電力、蒸気、温熱、または冷熱の生成に由来する間接的な温室効果ガス(GHG)排出量。 |
| スコープ3の排出量 | クーパービジョンのバリューチェーンにおいて、自社が所有または管理する事業所以外で発生する間接的な温室効果ガス(GHG)排出量。 |