10月 27, 2023

カリフォルニア州サンラモン(米国)- 2023年10月27日 -

プエルトリコのフアナ・ディアスにあるクーパービジョンのコンタクトレンズ製造施設は、持続可能な事業運営へのコミットメントの共有や従業員の参加および満足度向上が評価され、権威あるLEEDゴールド認証に昇格しました。環境に配慮した設計と運営により、2020年にLEEDシルバー認証を取得した540,000平方フィートの敷地を有す同施設では、ワンデーコンタクトレンズ「マイデイ®」と2ウイークコンタクトレンズの「バイオフィニティ®」ブランドを生産しています。クーパービジョンの製造施設がLEEDゴールド認証を取得したのは、2022年に認証を得たコスタリカ製造施設に次いで2施設目になります。

LEED GOLD

LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)評価システムは、優れたグリーンビルディングのシンボルとして世界的に認められています。米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発したこの評価システムは、ビルや住宅、コミュニティが環境と人々の健康の両方のパフォーマンスを向上させるよう設計、建設、維持、運営されていることを証明するものです。

LEEDプロジェクトは、総合的な設計から人の健康、資材の使用に至るまで、建築物の卓越性を評価する9つの測定項目にわたる前提条件とクレジットを順守することでポイントを獲得します。クーパービジョンの施設は、省エネルギー、節水、輸送、廃棄物削減など、いくつかのLEED評価項目で高い評価を得ました。プエルトリコ製造施設は、ヒューマン・エクスペリエンスと室内環境の質の向上が評価されLEEDシルバーからLEEDゴールド認証へ昇格となりました。

「従業員、顧客、ビジネス、そして地球のために、より持続可能な運営を行うことは、クーパービジョンのコアバリューです。プエルトリコの事業所がLEEDゴールド認証を取得したことは、チームの献身的な努力の賜物です。」とクーパービジョン・アメリカの生産管理担当ヴァイスプレジデントのJavier E. Pellicer Rodriguezは述べています。

これまでLEED認証を受けたクーパービジョンの施設は、コスタリカのアラフエラとニューヨーク州スコッツビルの製造施設、ニューヨーク州ウェストヘンリエッタとスペインにある流通センターがあります。英国の二次梱包・配送施設もBREEAMの「エクセレント」評価を受けています。

クーパービジョンのLEED認証とBREEAM評価は、節水と省エネルギー、資源の削減、再利用、リサイクル、社内および活動を共にする地域社会の人々のエンパワーメントに注力した環境対策の一部に過ぎません。2021年、クーパービジョンはプラスチックバンク(Plastic Bank)との提携により、世界初※1のプラスチックニュートラルなコンタクトレンズ※2となりました。この提携により、同社は製品に含まれるプラスチックの重量に相当する一般的な海洋プラスチック廃棄物の回収、処理、再利用の資金となるクレジットを購入します。この取り組みを開始以来、約2億3,820万本のペットボトル回収に相当する海洋プラスチックの回収につながっています※3。同社は、国連の持続可能な開発目標に貢献するため、環境への影響を最小限に抑え世界中でより持続可能な運営を行えるようクーパーカンパニー全体の取り組みの一環として継続的に取り組んでいます。

詳細については、クーパービジョン&サステナビリティをご覧ください。

※1 世界のコンタクトレンズメーカー4社のうち、コンタクトレンズ製造販売業者ではクーパービジョンが初めてプラスチックバンクと提携。

※2 プラスチックニュートラルなコンタクトレンズとは、環境に配慮したレンズ素材で作られたコンタクトレンズを指すものではありません。プラスチックニュートラルなコンタクトレンズとは、日本で展開する全てのクーパービジョン製品のコンタクトレンズ、空ケース、パッケージに使用されるラミネート、接着剤や溶剤(インクなど)のプラスチックの重量分のクレジットをプラスチックバンクに支払うことで、プラスチックバンクが同量の海洋プラスチックを回収する仕組みをもつコンタクトレンズです。

※3 2023年クーパービジョン社内資料

クーパービジョンについて

クーパービジョンは、世界中でコンタクトレンズ事業を展開している、世界有数のコンタクトレンズメーカーです。米国カリフォルニア州のサンラモンに本社を構え、プエルトリコ、米国、イギリスに主要生産拠点を置き、世界130か国以上でコンタクトレンズの販売を行っています。2022年も、4年連続で米国の生産拠点がFortune’s Best Workplaces in Manufacturing & Production ™(働きがいのある会社)の一つに選出され、『フォーチュン』誌に掲載されました。

日本では、2005年からクーパービジョン・ジャパン株式会社としてコンタクトレンズ事業を開始し、1日使い捨てタイプ、 2週間交換タイプをはじめ、乱視用レンズや遠近両用レンズなどの特殊レンズなど、多くのコンタクトレンズユーザーの方にご使用いただいております。「見る」という日々の経験がもっと素敵なものになるために、アイケアプロフェッショナルとユーザーの信頼関係づくりのお役に立つこと。この「思い」を実現するために、クーパービジョンでは皆様のニーズにお応えする、より良い製品とサービスの開発に取り組んでいます。

クーパーカンパニーズについて

CooperCompanies(「Cooper」)は、ナスダック (Nasdaq: COO)に上場している世界的医療機器企業です。Cooperは、CooperVision社とCooperSurgical社の2つの事業部門を通じて運営されています。CooperVision社は、コンタクトレンズ装用者向けに幅広い製品を開発し、医療関係者の皆様に重点的なサポートを提供することを約束することで、ビジョンケアに関する斬新な発想を提供します。CooperSurgical社は、医療機器と不妊およびゲノミクスに重点を置いた多様な製品およびサービスのポートフォリオを通して、女性、乳幼児、家族の健康増進に取り組んでいます。カリフォルニア州サンラモンに本社を置くCooperは、15,000人を超える従業員を有し、130ヵ国以上で製品を販売しています。

詳細については、CooperCompaniesをご覧ください。

※ 2020年米国クーパービジョン社内資料

プレスリリースに関するお問い合わせ先

クーパービジョン・ジャパン株式会社
代表取締役社長 クリス ハーツ
〒106-0032 東京都港区六本木 1-4-5 アークヒルズサウスタワー 12F
TEL: 03-6779-4994(代表)
会社ホームページ URL: https://www.coopervision.jp
資本金: 4億9900万円

広報窓口

広報担当:江田麻由
E-mail: Mayu.Eda@jp.coopervision.com

LEEDおよびその関連ロゴは、米国グリーンビルディング協会が所有する商標であり、許可を得て使用しています。