9月 01, 2022

サンラモン、カルフォルニア(米国) - 2022年8月30日

コスタリカのアラフエラにあるクーパービジョン社 (カリフォルニア・サンラモン、米国) のコンタクトレンズ製造工場は、米国グリーンビルディング協会(USGBC)によるプログラムの再認定を受けた結果、サステナビリティにおける継続的なリーダーシップが認められ、国際環境性能認証制度において権威ある「LEED®ゴールド」認証に昇格しました。LEED®(Leadership in Energy & Environment Design)は、世界で最も普及しているグリーンビルディングの評価制度であり、持続可能な設計、建設、運営維持における卓越性の国際的なシンボルです。

LEED GOLD

クーパービジョンのシリコーンハイドロゲルワンデーレンズ「クラリティ®ワンデー」を生産する10万平方フィートの本工場は、前回2019年にLEEDシルバー認証を取得しています。エネルギー、輸送、ヒューマンエクスペリエンス(人の体験)、廃棄物削減などのLEED評価項目で優秀な成績を収めました。

LEED評価では、統合的な設計から人の健康や資材の使用まで、建築の卓越性を示す9つの測定項目にわたる必須条件(Prerequisite)と選択項目(Credit point)を遵守することでポイントが加算されます。このたび、クーパービジョンはこの工場をLEEDシルバーからLEEDゴールド認証に引き上げるべく建物とその運用をさらに持続可能なものにするための新技術に投資を実行しました。ビルの冷却塔と冷却装置の制御機能強化といった空調システムの改善により、水の消費量を削減しながら電気効率を向上させたのです。

「コスタリカでの事業では、設立当初から真摯にサステナビリティに取り組んできました。2016年に施設を開設して以来、アラフエラのチームは一貫して、従業員、お客様、そして地球にとってさらに大きなプラスの影響を与える機会を模索してきました」と、クーパービジョンのグローバル製造オペレーション担当上級副社長のロランド・トーレス氏は語ります。「私たちは、サステナビリティを "旅 "としてとらえています。この素晴らしいLEEDゴールド認証のように、私たちはそれぞれのマイルストーンを誇らしく祝い、そしてハードルを上げて次の目標を設定する所存です。」

コスタリカとプエルトリコにあるクーパービジョンの施設は、世界で唯一LEED認証を受けたコンタクトレンズ製造工場であると言われています。

USGBC の社長兼 CEO であるピーター・テンプルトンは、次のように述べています。「LEED は、建物が高い性能を達成し、人々の健康を改善し、環境を保護するように設計・運用されることを保証する、革新的なツールです。クーパービジョンは、サステナビリティを優先することで業界をリードし、この世代のすべての人にグリーンビルディングをという目標に向かうUSGBCの活動継続を支援しているのです。」

クーパービジョンのLEED認証は、節水と省エネルギー、資源の削減、再利用、リサイクル、社内および事業を行っている地域社会の人々のエンパワーメントに焦点を当てた環境対策のほんの一部に過ぎません。2021年、クーパービジョンはPlastic Bank®とのパートナーシップにより、世界初のプラスチックニュートラルなコンタクトレンズを開発し、指定製品に含まれるプラスチックの重量に相当する一般海洋廃棄物の回収、処理、再利用に資金を提供しています。同社は、国連の持続可能な開発目標に貢献するため、環境への影響を最小限に抑え世界中でより持続可能な運営を行えるようクーパーカンパニー全体の取り組みの一環として継続的に取り組んでいます。

詳細については、クーパービジョン&サステナビリティをご覧ください。

クーパービジョンについて

世界シェア第2位※1のコンタクトレンズメーカーです。米国カリフォルニア州のサンラモンに本社を構え、プエルトリコ、米国、イギリスに主要生産拠点を置き、世界130か国以上※2コンタクトレンズの販売を行っています。2020年に続き2021年には、米国の生産拠点がFortune’s Best Large Workplaces(働きがいのある会社)の一つに選出され、『フォーチュン』誌に掲載されました。

日本では、2005年からクーパービジョン・ジャパン株式会社としてコンタクトレンズ事業を開始し、新しい素材と光学デザインを採用した1日使い捨てタイプ、 2週間交換タイプをはじめ、乱視用レンズや遠近両用レンズなどの特殊レンズなど、多くのコンタクトレンズユーザーの方にご使用いただいております。「見る」という日々の経験がもっと素敵なものになるために、アイケアプロフェッショナルとユーザーの信頼関係づくりのお役に立つこと。この「思い」を実現するために、クーパービジョンでは皆様のニーズにお応えする、より良い製品とサービスの開発に取り組んでいます。

※1 クーパービジョン・ジャパン調べ
※2 2020年米国クーパービジョン社内資料

CooperCompaniesについて

CooperCompanies(「Cooper」)は、NYSE(NYSE:COO)に上場している世界的医療機器企業です。Cooperは、CooperVision社とCooperSurgical社の2つの事業部門を通じて運営されています。CooperVision社は、コンタクトレンズ装用者向けに幅広い製品を開発し、医療関係者の皆様に重点的なサポートを提供することを約束することで、ビジョンケアに関する斬新な発想を提供します。CooperSurgical社は、医療機器と不妊およびゲノミクスに重点を置いた多様な製品およびサービスのポートフォリオを通して、女性、乳幼児、家族の健康増進に取り組んでいます。カリフォルニア州サンラモンに本社を置くCooperは、12,000人を超える従業員を有し、130ヵ国余りで製品を販売しています。

詳細については、CooperCompaniesをご覧ください。

プレスリリースに関するお問い合わせ先

クーパービジョン・ジャパン株式会社
代表取締役社長 井上 佳子
〒106-0032 東京都港区六本木 1-4-5 アークヒルズサウスタワー 12F
TEL: 03-6779-4994(代表)
会社ホームページ URL: http://www.coopervision.jp
資本金: 4億9900万円

広報窓口

広報担当:江田麻由
TEL: 03-6779-5149 / 080-7945-4122
FAX: 03-3584-5270
E-mail: Mayu.Eda@jp.coopervision.com