ソフトコンタクトレンズ素材による乾燥の違い

それぞれのソフトコンタクトレンズで乾き方は違うのでしょうか。一般的には、 

  1. 含水率の低いレンズのほうが乾きにくい
  2. レンズに厚みがあるほうが乾きにくい
  3. シリコーンハイドロゲル素材は乾きにくいと言われています。 

実際に、3種類のソフトコンタクトレンズを空気中に放置して、コンタクトレンズがどのように乾燥していくのかを観察してみましょう。 

観察時間は10分間です。(動画は32倍速ですので約19秒です) 

ソフトレンズA(含水率60%)

ソフトレンズB(含水率58%)

ソフトレンズC(シリコーンハイドロゲル、含水率38%)

含水率の低いシリコーンハイドロゲルの変化が少ないことがお分かりいただけると思います。また、含水率が同程度であるソフトレンズAとBを比べると、ソフトレンズAの形状変化が少ないように見えます。

乾燥に伴う変形は含水率に大きく依存していますが、含水率だけでなく、レンズ素材そのものの違いにより変形の仕方にも違いがあるようです。

乾燥感とコンタクトレンズ
装用時間の関係

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ソフトコンタクトレンズ
のエッジ形状と乾燥感

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