乾燥感とコンタクトレンズ装用時間の関係

0〜10点(0点:乾燥感がひどくつけていられない
~10点:乾燥感がなく快適)のスケールを用いて
乾燥感を評価しその平均点と時間の関係を示した。(69名138眼)

乾燥感は、午前中よりも午後~夕方以降により感じるようになります。
グラフは、一般的な1日使い捨てソフトコンタクトレンズを装着したときの乾燥感の推移です。 
時間とともに点数が減少し、乾燥感が増えていることがわかります。

ソフトコンタクトレンズ装着4時間、8時間、12時間後の含水率を測定し、それぞれのレンズの脱水率を算出した。(Proclear Compatibleは、n=30, 他のレンズは、n=10) Hall B, Jones S, and Young G: The on-eye dehydration of Proclear Compatible lenses. CLAO journal 25: 233-237, 1999. より引用。

ソフトコンタクトレンズが、装用中にどの程度含水率が低下するのかを示したのが下のグラフです。含水率は時間とともに低下しています。
装用中の含水率の低下が、乾燥感の増加に関係していると考えられます。


乾燥感の原因

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ソフトコンタクトレンズ
素材による乾燥の違い

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