FAQ

乱視になる原因は何ですか?
乱視は、眼の中でレンズの役割をしている角膜や水晶体などにゆがみが生じて起こります。まぶたの圧力や眼の生理的な変化によっても乱視になったりしますが、眼の病気や外傷、手術等によっても影響を受けることがあります。
乱視は自然に治りますか?また、乱視が進むことはありますか?
残念ながら乱視は、自然に治ることはありません。
ただ、乱視は進むこともあれば、弱くなることもあります。乱視は、眼の中でレンズの役割をしている角膜や水晶体などにゆがみが生じて起こりますが、まぶたの圧力や眼の生理的な変化によって乱視の状態は影響を受けます。
乱視があるとものが3個4個とたくさんに見える?
乱視といえば、多くは目のレンズの役割をする角膜や水晶体などが一方向にゆがんでいる乱視を指し、これを正乱視といいます。一方向にぼやけたりブレたりして見えて、ものが3個4個に見えることはありません。メガネや乱視用ソフトコンタクトレンズで矯正できます。
正乱視以外に不正乱視と呼ばれる乱視があり、角膜の一部が突出していたり、角膜の損傷などによって角膜がゆがんでいることが原因で起こります。ものが3個4個とたくさんに見えたり、ゆがんで見えたりします。不正乱視はメガネやソフトコンタクトレンズでは矯正できず、ハードコンタクトレンズの適応になります。
乱視があっても目を細めたらよく見えるので矯正する必要はない?
乱視があっても目を細めると、良く見えることがあります。ただし、目を細めると光の量が不足して暗くなったり、目つきが悪くなったりします。乱視があって見えにくいと感じたら、適切に矯正してもらうようにしましょう。
乱視があって見えにくいのですが、放置するとどうなりますか?
目は、見えにくく感じるとピントを合わせようとします。乱視の目はどの距離も見えにくく感じるので、常に無理にピントを合わせようとするために、目が疲れたり、頭痛、肩こりの原因になることがあります。乱視で見えにくく感じたら、適切に矯正してもらうようにしましょう。
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乱視の検査方法について