お子様がいらっしゃる方へ

子どもの視力を守り近視の進行を抑えるために2つのことを心がけましょう。

屋外での活動を増やす

スマートフォンやパソコン、ゲーム機で遊ぶ時間を減らし、外で遊んだりスポーツなど屋外活動の時間を増やしましょう。
目と近い距離で作業する時間を減らすことで、眼軸の長さが伸びないように働きかけられます。

適切な視力矯正をする

視界がぼやけている状態で見続けていると眼軸の長さが伸びてしまうため、近視の進行を助長してしまうこともあります。学校検診で視力低下を指摘されたり、日常生活で見えにくい様子があったら、眼科で検査を受けて、医師のアドバイスに従ってメガネを作りましょう。成長期の子どもは、身体の成長に合わせて、メガネのかけ具合をこまめに調整することも必要です。定期的に矯正視力の検査を受けて、顔にフィットしたメガネをかけることが大切です。

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監修 :東原尚代 先生(医学博士)

1999年に関西医科大学を卒業後、京都府立医科大学眼科学教室へ入局。バプテスト眼科クリニックや大学院でのドライアイ・角膜の研究を経たのち、2011年にひがしはら内科眼科クリニック副院長に就任。地域に寄りそった眼科診療と共に、京都府立医科大学でも円錐角膜・コンタクトレンズ専門外来や講師を務める。専門分野は、円錐角膜・ドライアイ・コンタクトレンズ。