コンタクトレンズユーザーには悩ましい花粉の季節がやってきましたね。敏感な人では1月下旬頃から「あ・・花粉が飛び始めた・・・」と気づく人もいるみたいです。

ここでちょっと、今年の花粉情報です。

平成28年のスギ・ヒノキ花粉飛散量予測が、昨年春と比較して以下のように予測されています。(環境省発表による)

  • 四国及び九州地方、中国地方の大部分並びに東海地方の一部で「かなり多い」
  • 関東、東海、近畿及び中国地方の一部で「やや多い」又は「多い」
  • その他の地域では「前年並み」又は「やや少ない」

と言うことで例年よりも若干多いみたいですね。

花粉に対する対策はいろいろありますが、今回はコンタクトレンズユーザーの皆さんに花粉症の時期に少しでも症状を軽く過ごして頂くためのヒントをお話ししますね。

結論から言うとやっぱり何と言っても花粉症の時期にはワンデーレンズがおすすめです。

  • 毎日のレンズケアも必要もない
  • 毎日新しいレンズと取り換えるので翌日に花粉や汚れを残すことがないし、レンズも毎日フレッシュな状態で使える

という2ウィークレンズにない長所があります。
また、もう一つの重要なポイントはワンデーレンズの中でも素材は様々で、汚れがより付きにくいタイプがありますので、眼科の先生やスタッフに相談してあなたにとって最適なレンズを探してみてください!

次に、2ウィークレンズを使っている人へのアドバイスです。2ウィークレンズのレンズケアでは汚れをより効果的に落とすために、コンタクトレンズケア剤などでレンズをしっかりすすぐ「すすぎ洗い」と、レンズを手のひらにのせてレンズの裏表をごしごし洗う「こすり洗い」が重要と言われています。もちろんどちらも大切です。

特に花粉の時期に大切なことは、
しっかりと「すすぎ洗い」をすることなんです。
その理由はしっかりと「すすぎ洗い」をすることによってレンズに付着した花粉の多くを洗い流すことができるからです。

しっかりと「すすぎ洗い」をせずにいきなりこすったりするとレンズに付着した花粉が破れて粘性のある内容物がでてくるので、レンズの表面に花粉が残りやすくなるとも言われてもいます。2ウィークレンズを使用している人はこの「すすぎ洗い」をしっかりするように心がけるようにしてください。

それ以外にも人工涙液などを点眼して花粉を定期的に洗い流すことやコンタクトレンズの装用時間をなるべく短縮してメガネを併用することも効果的だと言われています。また、コンタクトレンズとは関係ですが、カモミールやネトルなどのハーブティーも花粉症の症状緩和の効果があるというから、ぜひ試してみてください!

ひとりひとり花粉症の状態や使いたいレンズは違うと思います。あなたに合ったレンズを処方してもらうためにも眼科の先生にぜひ相談してみてください。また、コンタクトレンズを装用してどうしても目がかゆい、充血するという症状がある時は無理をしないようにしましょう。

監修:医学博士 﨑元 卓(フシミ眼科クリニック)

マガジン・ニュースへ