コンタクトレンズ選びで気になること

ブルーライトは可視光線の一部(波長 380~495nm 前後の青色成分)であり、太陽光や電球から出る光にも含まれています。朝、太陽光に含まれるブルーライトを浴びることで、体内時計がリセットされ、1日の生活リズムを作ると言われています。

近年、デジタル端末によるブルーライトをカットする眼鏡などを推奨する風潮がありますが、日本眼科学会、日本眼科医会など6つの眼科系団体から出た声明によると、

  1. デジタル端末からのブルーライトは曇天や窓越しの自然光より少なく、網膜に障害を与えるレベルではないこと
  2. 小児の発育に太陽光(ブルーライトを含んでいます)を浴びることが大切な要素であること
  3. アメリカの研究で、ブルーライトカット眼鏡が、眼精疲労を軽減する効果が全くなかったと示されたこと
  4. 体内時計を考慮すると、日中にブルーライトカット眼鏡などをあえて使用する有用性には根拠に欠けること

などが示されています。

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監修 :東原尚代 先生(医学博士)

1999年に関西医科大学を卒業後、京都府立医科大学眼科学教室へ入局。バプテスト眼科クリニックや大学院でのドライアイ・角膜の研究を経たのち、2011年にひがしはら内科眼科クリニック副院長に就任。地域に寄りそった眼科診療と共に、京都府立医科大学でも円錐角膜・コンタクトレンズ専門外来や講師を務める。専門分野は、円錐角膜・ドライアイ・コンタクトレンズ。