以前、女性のちょっとした疑問として妊娠・出産・育児中のコンタクトレンズに関する注意をお話しましたが、今回は更年期のドライアイについてお話をしようと思います。

更年期とは、一般的に閉経をはさんだ前後10年間程のことを言い、この時期に体に不調が出やすいのはご存知の方が多いと思いますが、もし目にも何かしら気になる症状が出ていたら、その一つにドライアイがあるかもしれません。目が疲れやすい、違和感がある、充血、痛み、見えにくい・・・などの症状はありませんか? ドライアイは、目の乾燥感だけではなく様々な症状が出ることがあります。

実は、ドライアイを発症するのは女性の方が男性よりも多いのですが、それは女性ホルモン(エストロゲン)や男性ホルモン(アンドロゲン)が関係しているようです。

涙とホルモンの関係について説明しましょう。
涙の分泌に女性ホルモンが関係あると言われています。40代に入ると女性ホルモンが徐々に減少し、50代になると急激に減少するため、涙の分泌量に影響が出てきます。
更に、女性には元々少ない男性ホルモンも減少してきます。実は、この男性ホルモンは、涙の蒸発を防ぐ成分が分泌されるマイボーム腺の働きに関係すると言われていて、ホルモンバランスが崩れることで、涙の成分のバランスも崩れてしまうため、涙が目全体をきれいに覆うことが出来なくなり、ドライアイの症状がでてきます。

ドライアイの症状を少しでも和らげるために、お勧めする対策をいくつか紹介しましょう。

  • パソコンやスマートフォンなどを使用している人は、視線を下げてみるようにして、意識して深いまばたきをしましょう。
  • エアコンなどの風が顔に直接当たらないよう乾燥対策も忘れずに。
  • 加湿器があるといいですね、部屋の湿度をあげましょう。
  • 40℃程度の蒸しタオルで目を3~10分程温めるセルフケアは目の疲れに効果大。
    この時、ラベンダーやカモミールなどリラックス効果の高いアロマオイルを使用するのもお勧めです。

また別の原因として、目の疲れを感じるのは老視(老眼)かもしれません。
遠近両用コンタクトレンズ(1日使い捨てタイプ2週間交換タイプ)を試してみるのもお勧めです。
他に、急激な痛みや充血が起きた場合は、緑内障などの病気の可能性も。
緑内障は40歳以上の17人に1人の割合で発症しているそうですから、急に目に異常を感じた時は、すぐに眼科へ行ってくださいね。

最後に…
40歳を過ぎたら、目の健康のためにも年に一度は眼科の診察を受けましょう。
早期対策、早期発見、早期治療で更年期を快適に過ごしてくださいね♪

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