妊娠中の注意については以前お話しましたが、今回は出産時のコンタクトレンズについてお話をしようと思います。
産院などで、コンタクトレンズを絶対に外すよう指導されているところもあれば、特に何も聞かされずに出産を迎える人もいるのが現状ではないでしょうか?

さて、出産は、自然分娩・帝王切開…と出産方法が分かれ、安産・難産と個人差もあります。
母親が安産だったから私のお産も楽なはず!…と想像していたら実際は難産だった…自然分娩の予定でも、急遽、帝王切開や他の緊急手術になってしまった!…などなど。
こればかりは、その時を迎えてみないとわかりません。

~出産時に考えられること~

  • 身体全体に負担がかかる。
  • 大汗をかくことで目に汗が入って沁みることがある。
  • タオルで汗をぬぐう時にコンタクトレンズがズレたり、外れたりすることがある。
  • 痛みの激しい時、メガネもコンタクトレンズも不快に感じる。
  • いきむ時についつい目にも力が入る。→ コンタクトレンズがズレることもある。
  • 陣痛、出産時の痛みで冷静になれない。
  • 緊急手術や昏睡状態になってしまった時には、自ら外すことが出来ず、先生方に外してもらうことになる。→ 一刻を争うときには身体だけでなく、目にも危険が生じる。
  • 痛みを和らげる呼吸法などでお産がスムーズな人もいると思いますが、それも個人差があるはずです。

…これらのことを考えると、安全で安心なのはコンタクトレンズを外しておくことだと思いませんか??

出産直後にわが子の顔をはっきり見たい♪ …という気持ちはおそらくママ達、みんなの願いだと思います。でも、目をキズつけてしまっては元も子もありませんよね。
メガネは先生や助産師さんにお願いしておけば、産後直ぐにかけられると思います。
もし、カンガルーケアの写真を撮ろうと考えていて、メガネはちょっとイヤ…と思っているアナタ。
その時はメガネを外したらどうでしょう?

もし、今メガネを持っていない…というアナタ。
出産に限らず普段の生活のなかでも目をキズつけたとき、衛生面が保てない環境の時にもメガネは必要になるので、早めに作りましょう。

そして、産院にはあらかじめコンタクトレンズについて確認しておくこともオススメします♥

コンタクトレンズを使っている働き盛りの皆さんへ(続編)

監修:医学博士 﨑元 卓(フシミ眼科クリニック)

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