• お化粧の手順

    これまで、「コンタクトレンズとお化粧」のコーナーではお化粧に関する注意を何度かお話ししてきましたが、今回、日本コンタクトレンズ学会誌に「化粧とコンタクトレンズ」についての論文がありましたので、コンタクトレンズとお化粧の順序、お化粧落としの方法についておさらいをしたいと思います。

    紫外線の多いこの時期、女性は日焼け止めが必需品!という方も多いのではないでしょうか。
    そして、最近は、男性でも、海や山、スポーツなどアウトドア派の方は、顔や体に日焼け止めを使う機会があると思います。

    日焼け止めやファンデーション、ハンドクリームなどを塗った後の手は、実は、石鹸で洗っただけでは完全にきれいにすることが難しく、指先の指紋や手の平の皺に日焼け止めやファンデーションなどの成分が残ってしまうことがあります。特にウォータープルーフタイプの場合は、専用のクレンジング剤で落とす必要があります。
    そのまま汚れが残った手指でコンタクトレンズを扱うと、汚れがコンタクトレンズに付いてしまい、それが原因で視界がくもってぼやけたり、ゴロゴロしたり、更には、大切な目に障害を起こしてしまうこともあるため、注意が必要です!!

    そこで、論文の筆者、月山純子先生は、コンタクトレンズをしている人がお化粧をする時やお化粧を落とす時の順序を、「コンタクトレンズファースト」と覚えると間違いにくい、と書かれていました。みなさんも順序を間違えないよう、この機会にぜひ覚えてくださいね♪

    ☆お化粧の順序 「コンタクトレンズファースト」
    洗顔 → 手を石鹸できれいに洗う → コンタクトレンズをつける → 化粧水や日焼け止めを塗る → お化粧

    ☆お化粧を落とす順序 「コンタクトレンズファースト」
    手を石鹸できれいに洗う → コンタクトレンズを外す → コンタクトのケア(こすり洗いなど) → 顔のクレンジング(お化粧を落とす)・洗顔・入浴やシャワー

    ☆お化粧(特にアイメイク)の落とし方
    アイメイクを落としている時、目がしみる経験をした人も多いのではないでしょうか?
    目の中にクレンジング剤が入らないようにするためにも、アイメイクは顔のクレンジングとは別にクレンジング剤を使って、ていねいに片目ずつ順番に落とすのがおすすめです。

    ~アイメイク専用クレンジング(リムーバー)・コットン・綿棒を使ってみましょう~
    クレンジングする目をきちんと閉じ、アイメイク専用クレンジング(リムーバー)をコットンに適量付けたものを10~20秒ほど上まぶたに軽く押し当て、メイクを浮かせたらやさしく拭き取りましょう。ゴシゴシこするのは目にクレンジングが入りやすく、また皮膚を傷めるので気を付けてください。
    マスカラはコットンをまつ毛の下にあてて、クレンジングを付けた綿棒でやさしくまつ毛をなでるように落とします。アイライナーなど、細かな所も綿棒を使うと良いですよ。
    いかがでしたか?
    お化粧をするときも落とすときも、「コンタクトレンズファースト」!
    化粧品やクレンジングなどでコンタクトレンズが汚れたり変形するのを防いで、大切な目の健康を守りたいですね♪

    ・・・次回は、化粧品の選び方についてお話しする予定です。

    監修:医学博士 﨑元 卓(フシミ眼科クリニック)

    Blog category 
    お化粧をされる方へ
    Hide thumbnail on pos‌t 
    0
  • アイメイクとコンタクトレンズと目のトラブル ~目のかゆみ~

    コンタクトレンズを装用している時の目のかゆみについては、以前ドクターSがお話しました
    今回は、アイメイクと目のかゆみについてお話ししたいと思います。

    まず最初に、今までにも何度かお話したアイメイクとコンタクトレンズと目のトラブルについて、ちょっとおさらいです。

    コンタクトレンズを装用している人のお化粧のポイントは、

    でしたね!

    目をパッチリ大きく見せるために、まぶたの縁、まつ毛の内側までアイラインを塗る方法が人気ですが、レンズが汚れるだけでなく、まぶたの縁にある涙の分泌腺(マイボーム腺)をふさいでしまい、ドライアイ症状の原因になってしまうのでしたよね。・・・覚えていますか?

    これからスギなどの花粉が飛び、花粉症のある人にはつらい季節になりますね。
    では、目がかゆくなった時は、どうしたらよいでしょう?
    かゆみを我慢できずに目をこすって(かいて)しまうと、アイメイクがとれて目の中に入りレンズが汚れるだけでなく、黒目(角膜)をキズつけてしまいます。
    ですから、コンタクトレンズを着けている時は、目をこすらないようにしましょう。
    目の周りは皮膚も薄くデリケートなので、気をつけてくださいね☆

    アイメイク用品やクレンジング剤が合わない場合にも、目がかゆくなり、眼瞼炎(まぶたの縁付近に起きる炎症)を起こすことがあります。
    また、ストレスや疲れにより免疫力が低下している時は、今まで使っていた化粧品でもアレルゲンとなり、かゆみや赤みなどの皮膚トラブルが起きることがあるそうです。

    目のかゆみや充血、ゴロゴロ感や痛みがある場合は、眼科で診察を受け、きちんと治療をすることが大切です。
    目の周りの肌トラブルの場合は、皮膚科でも対応してくれますので、症状によっては皮膚科に行くのもよいでしょう。
    (眼科や皮膚科を受診する時は、つけまつ毛やアイメイクはしないで行きましょう。)

    コンタクトレンズの汚れを防ぎ、目のかゆみを抑えるには、毎日清潔なコンタクトレンズを使い、肌に合った化粧品を使いましょう。
    コンタクトレンズを使っていて、目のかゆみに悩んでいる・・・という方は、ワンデータイプのコンタクトレンズがオススメです!

    監修:医学博士 﨑元 卓(フシミ眼科クリニック)

    Blog category 
    お化粧をされる方へ
    Hide thumbnail on pos‌t 
    0
お化粧をされる方へ