- コンタクトレンズは初めてですが、どんなレンズがよいですか?
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使用目的、目の状態などによって適切なコンタクトレンズは異なります。眼科で検査・診察を受けて、眼科医と良くご相談ください。
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コンタクトレンズはじめて講座「どんなコンタクトがあるの?」 - コンタクトレンズは目が痛かったり、ゴロゴロしたりしませんか?
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- ソフトコンタクトレンズの場合は、個人差はありますが、レンズが柔らかいため最初は異物感があっても、痛みを感じることは通常ありません。
- ハードコンタクトレンズの場合は、レンズが硬いために、ソフトコンタクトレンズと比較すると最初はゴロゴロすることがあります。
装用感や慣れるまでの日数には個人差がありますので眼科医にご相談ください。
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素朴な疑問「コンタクトレンズを目に入れて、痛くないですか?」 - 慣れるまでどれくらいの時間が必要ですか?
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コンタクトレンズの種類により、また個人差によっても慣れるまでの時間が異なります。添付文書を参考に、最初は無理をせずに短めの時間から始め、装用する時間を徐々に延ばして、レンズに慣れていくようにしてください。
眼科医に指示された装用スケジュールを守り、徐々に慣れるようにすることが大切です。
- コンタクトレンズは何歳から何歳まで使用できますか?
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コンタクトレンズを装用できる年齢は特に定められていませんが、基本的には自分でレンズのつけはずしとケアができて、定期的に眼科を受診できることが目安になります。 幼児または高齢の方でも眼科医が必要と認め、コンタクトレンズを処方される場合もあります。 詳しくは眼科医にご相談ください。
- メガネと比べたときの、コンタクトレンズのメリット・デメリットを教えてください。
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コンタクトレンズは使用条件や使用環境などによって、ご使用になれない場合もありますので、眼科医にご相談いただくことが重要です。
メリットとして
- 強い度数の近視の方でも視野が広く、物がゆがんで見えたり、物が小さく見えたりすることがほとんどありません。
- 両目の度数に大きな差がある方(不同視)でも右目左目をしっかり矯正できます。
- 雨や湯気などでレンズがくもることがありません。
- ソフトコンタクトレンズは、激しい運動をしても外れにくい特徴があります。
- 1日使い捨てソフトコンタクレンズは1箱に30枚、2週間交換ソフトコンタクトレンズは1箱に6枚入っています。失くしても替えがあるから安心です。
- 顔のイメージが変わりません。
デメリット・注意点として
- コンタクトレンズを適切に使用しなかった場合に、目に障害が発生する危険性があります。(眼科医による定期検査が必要です)
- 常時、乾燥しやすい、あるいは粉塵、薬品などが目に入りやすい環境など、コンタクトレンズを使用できない場合があります。
- 涙の量が極端に少ない方やアレルギー症状(花粉症など)など目に疾患がある方は、コンタクトレンズを使用できない場合があります。
- コンタクトレンズを使用できない場合のために、メガネを用意することをお薦めします。
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コンタクトレンズはじめて講座「コンタクトレンズとメガネとの違い」 - コンタクトレンズの種類を教えて下さい。
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- 素材からの分類=柔らかい素材のソフトコンタクトレンズと硬い素材のハードコンタクトレンズに分けられます。
- 使用期間からの分類=ソフトコンタクトレンズは使用期間が長い従来型ソフトコンタクトレンズと一日の使い捨ておよび定期交換ソフトコンタクトレンズ(1週間交換、2週間交換、1ヶ月交換、3ヶ月交換など)に分けられます。ハードコンタクトレンズは全て従来型になります。
- 機能面からの分類=近視用、遠視用、乱視用(トーリックレンズ )、遠近両用レンズに分けられます。
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コンタクトレンズはじめて講座「どんなコンタクトがあるの?」 - 1日使い捨てソフトコンタクトレンズと2週間交換ソフトコンタクトレンズの特徴を教えてください。
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1日使い捨てソフトコンタクトレンズ
毎日が新しいレンズなので、いつも清潔に使用できます。 洗浄や消毒などのケアが必要ありません。
2週間交換ソフトコンタクトレンズ
毎日ご使用になる場合、1日使い捨てレンズと比較して、ケア用品のコストを入れても多少割安になります。レンズに頑固な汚れが付着する前に新しいレンズに交換します。
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コンタクトレンズはじめて講座「どんなコンタクトがあるの?」 - どこで購入できますか?
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コンタクトレンズを扱っている医療機器販売店で購入できます。コンタクトレンズは高度管理医療機器です。購入する前に眼科医の検査・処方を受けてください。クーパービジョンのコンタクトレンズ取り扱い施設は、店舗検索のページからお調べいただけます。
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コンタクトレンズはじめて講座「コンタクトレンズを買うには」 - コンタクトレンズを購入する時には、最初どうすればよいのですか?
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コンタクトレンズを購入して使用するには、眼科医の検査と処方が必要となります。コンタクトレンズは直接目に入れて使用する高度管理医療機器ですので、必ず眼科医の検査・処方を受けていただき、その上で最適なレンズをご使用ください。眼科受診の際には健康保険証をご持参ください。クーパービジョンのコンタクトレンズ取り扱い施設は、店舗検索 のページからお調べいただけます。
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コンタクトレンズはじめて講座「コンタクトレンズを買うには」 - コンタクトレンズを購入する時にはどういった検査をするのですか?
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眼科にて、コンタクトレンズが装用できる目かどうか、また適切なコンタクトレンズを決めるために必要な検査をします。
一般的な検査項目
①問診 希望のコンタクトレンズ、既往歴、コンタクトの経験、使用目的などの質問があります。 ②角膜曲率の測定 角膜の形状(カーブ)を測定します。 ③眼圧検査 眼圧が正常かどうかの検査です。 ④屈折検査 目の度数をはかる検査です。 ⑤視力検査 裸眼視力や矯正したときの最高視力、お持ちのメガネやコンタクトレンズを使用したときの視力を測定します。 ⑥目の検査 コンタクトレンズを使用できるかどうかを調べるために、角膜や結膜、眼底などの検査をします。 ⑦涙液検査 涙の量の検査をします。涙の量が少ないとコンタクトレンズが使用できない場合があります。 ⑧コンタクトレンズのフィッティング 装着したコンタクトレンズが目に合っているかどうかや、レンズの動きなどを検査します。 ⑨コンタクトレンズの視力検査 矯正視力を測定し、コンタクトレンズの度数を調整して、処方するレンズの度数を決定します。 また、使用方法の説明や、コンタクトレンズを初めて使用される方には装用練習(つけはずしの練習)などが別途行われます。詳しくは眼科医にご確認ください。
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コンタクトレンズはじめて講座「コンタクトレンズを買うには」 - コンタクトレンズのカーブや度数が同じなら、どのコンタクトレンズを使ってもよいのですか?
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カーブや度数が同じでも処方された種類以外のコンタクトレンズは使わないでください。コンタクトレンズは、レンズの種類によって素材やデザインが異なります。そしてレンズを目に入れたときの装着状態は、カーブだけではなく素材の硬さやデザインからも大きく影響されます。また、度数も装着状態に影響されることがあります。処方されたレンズ以外のものを使用すると、違和感を生じたり、眼障害の原因になることがあります。
- コンタクトレンズはどうやって作っているのですか?
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コンタクトレンズの製造方法は大きく分けて次の3つがあります。
①レースカット法 棒状や板状の材料から旋盤などで削って作る方法 ②キャストモールド法 特殊プラスチック製の型に原料を注入し、熱や紫外線で固めて作る方法 ③スピンキャスト法 凹状の型に原料を注入し、型を回転させながら固めて作る方法 クーパービジョン・ジャパンのコンタクトレンズはすべてキャストモールド法で製造されています。
- コンタクトレンズを使用しているのにどうしてメガネも必要なのですか?
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目に異常がある時などには一時的にコンタクトレンズをはずさなければならない場合があります。このような時にメガネが必要になります。また長い時間使用することが困難な方もいらっしゃいますので、メガネを準備することをお薦めします。可能な限り目に休息を与えるためにも、また短時間の使用の場合にもメガネの併用は必要です。
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コンタクトレンズはじめて講座「コンタクトレンズを使う人に守ってほしいこと」
