乱視が強い、コンタクトレンズの装用感がいまひとつ悪い・・・
円錐角膜 !

大学生:KRさん

22歳男性、大学生。コンタクト歴は5年である。
乱視用ソフトコンタクトレンズを装用していたが、最近コンタクトレンズをつけても見えにくく、
視力が低下したように感じていた。

乱視が強くなってきているのではと思い、ソフトコンタクトレンズを作った眼科ではない別のK眼科を
受診してみた。

問診を受けて、いろいろな機械で検査を受けた後に、診察室から呼ばれた。

診察室では、先生がカルテの検査結果を見て、目の状態の検査をしてから
「Rさん、最近視力が出ないのは、円錐角膜という病気のせいです。」
「円錐角膜って何ですか?」

「円錐角膜というは、黒目の一部が前方に向かって円錐状に突出してくる病気です。黒目が変形してしまいますので、強い乱視になってしまいます。この 乱視はメガネとかソフトコンタクトレンズでは矯正できない種類の
乱視で、ハードレンズでしか矯正ができません。ですから最近コンタクトレンズを入れても見 えにくいと感じていたのだと思いますよ。変形が強くなるとハードレンズの装用も困難になる場合もあります。病状がもっと進むと最悪の場合は角膜移植が必要 になることもあります」

「えーっ、角膜移植!?ですか。。。移植って、他人の角膜をもらう、、あれですよね。。。。」

「今はまだ初期の円錐角膜ですから、移植の心配をする必要はないです。ただし、Rさんはまだ若いので進行してしまうこともあるということです。ハー ドコンタクトレンズを入れると視力も出ますし、進行を抑える効果もありますので、まずはハードコンタクトレンズを処方しましょう。」

検査室で、ハードコンタクトレンズの検査を受けた。
初めてハードコンタクトレンズを入れてみたが、ソフトと違ってよく見える。ただ、このごろごろ感はどうにかならないものなのだろうか。

「まあ、ハードコンタクトレンズは最初ゴロゴロするものです。1週間くらいでなれると思います。よく見えていますよね。まずは、このデータで処方し ておきますから使ってみてください。なれてきた頃にカーブを変更するかもしれませんがしばらくはこれで大丈夫でしょう。つけ心地が悪すぎて使えない訳では ないですよね。
もし円錐角膜が進行して普通のハードレンズでは対応できないようになってしまったら、私の母校の大学病院に円錐角膜に詳しい医師がいますの でいつでも紹介してあげます。」

「円錐、、初めて聞いた病気だった、“角膜移植”なんて怖い話があったけど、K先生は信頼できそうだし、
これからはこの先生と一緒に頑張っていこうと思う。」

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