映画館の大きなスクリーンで観る映画は迫力もあり音響も良く臨場感が楽しめる一方で、コンタクトレンズをつけていると目の乾きが気になっている人も多いのではないでしょうか?
そんな方達の為に、今回は映画館での目の乾きを防ぐためのちょっとしたコツをお話したいと思います。

一つ目のコツは、「瞬きを意識的に増やすようにする」ことです。
映画館は空調がきいていて、席の位置によっては風が直接当たり、目が乾燥してしまいます。
そして、スクリーンを集中して見ていると、瞬きの回数が減ってしまい目が乾燥してきます。
特に字幕映画の場合は、文字を追うのに集中し、より瞬きの回数が減ってしまうため、意識して深い瞬きをするようにしましょう。

二つ目のコツは「目線と座席の位置」です。
映画鑑賞をする時に選ぶ座席の位置はどの辺りがいいと思いますか?
迫力いっぱいのスクリーンが間近に迫る前方の席? それとも少し離れた中央付近?
スクリーンから離れた後方の席でしょうか?ヒントは“疲れにくく、見やすい席”です
皆さんそれぞれ、好みの場所があると思いますが、前方の席はどうしてもスクリーンを見上げるような目線となるため、目の露出部分が増えてしまいます。そして目が乾きやすくなるのと同時に、スクリーン全体を見るためには目を素早く、大きく、頻繁に動かすため、目の疲れに繋がりますので避けた方が無難です。

では、どの位置が良いでしょう?
映画館の座席配置、背もたれの角度にもよりますが、お勧めは、目線が正面からやや下方になるような席、つまり中央付近から後方にかけての座席になります。この位置だと、前方の席で観る時よりも目の乾燥感が軽減されるのを実感することが出来ると思います。
次回映画館に行く時の参考にしてみてください。

映画だけでなく、長時間のパソコン作業やテレビなども、瞬きを意識し、目線の位置に気を付けることで、快適なコンタクトレンズライフに繋がりますので、心がけてみてください。
また、乾きにくい素材のレンズもありますので眼科の先生に相談してみてくださいね。

監修:医学博士 﨑元 卓(フシミ眼科クリニック)

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