春になり、進学、就職など、新生活のスタートの時期ですね。
この機会に、コンタクトレンズのデビューを考えている方も多いのではないでしょうか?
さて、今回は、初めてコンタクトレンズを使用する方にも、既に使用している方にも守って欲しい大切なことをお伝えします。
それは、「コンタクトレンズの貸し借りは、絶対にやめましょう!」です。

実は以前、中学生からこんな話を聞きました。
「このレンズがカッコイイから、友達が使いたいって!」 
…同じレンズを買いたいのかな?と思ったら、実は、その子が持っているカラーコンタクトレンズ(カラコン、カラーCL)を貸してほしいということだったのです。
学校がお休みの日に使うのでしょうが、いまや中学生でもカラコンを使う子がいることにも驚きましたし、「自分に似合うかちょっと試してみたい」 「お小遣いが足りないのでカラコンを買えない」 「別の色を試してみたい」…など、軽い気持ちで貸し借りをしている子供達がいる事実に驚きました。
カラコンはファッション性が高いので、アクセサリーのように気軽に貸し借りしてしまうことがあるようなのです。もちろん、その子には貸し借りをしないよう注意しました。

コンタクトレンズは目に直接つけるものなのは皆さんご存知の通りです。
洗浄済みのレンズであっても、人が使用したレンズを貸し借りするのは大変危険です。
もちろん新品(未開封)でも止めてください。同じ度数で、同じメーカーのレンズであっても、種類が違うと、材質やカーブ、サイズ、デザイン等、細かな違いがあります。ですから、貸し借りをすると、結膜炎などの目の病気がうつる恐れ、レンズの度数やカーブやサイズが合わずに、めまい、ゴロゴロ感や痛み、充血、角膜を傷つける・・・などのトラブルが生じる恐れがあるのです。

メガネにしても、一人一人にあわせて作るものですから、貸し借りはしませんよね。
ましてやコンタクトレンズは目に直接触れるものです。どんなに仲の良い友達や家族でも、たとえ未使用のレンズでも、コンタクトレンズの貸し借りは絶対にしないことです。

コンタクトレンズの装用においては、目の状態を眼科の先生に正しく診断してもらい、その人の目に合ったものを使用することが大切ですから、これから新たにコンタクトレンズを使いたいと考えている方は、眼科で検査を受けてから購入しましょう。

ここでちょっと購入時のアドバイス!
眼科の先生にコンタクトレンズを使う目的をしっかり伝えましょう。

「視力の矯正をしたい」 「視力の矯正もしたいし黒目を大きく見せたい」 「視力は満足しているけど目の色を変えたい」 「車の運転の時に使いたい」など。
また、実際にコンタクトレンズを目に着けたい時間(装用時間)も伝えてください。

レンズの種類によっては、8時間程度が限度のものもありますので、実際の生活で使用する時間がオーバーすることで発生する恐れのある充血や角膜炎などのトラブルを防ぐことができます。
そして、仕事の種類やスポーツなどによっては使えるレンズ、勧められるレンズが異なる場合もありますので、職業や、どんな時に使いたいのか、しっかり伝えることも、あなたに合うコンタクトレンズを選んでもらうためのポイントです。
気になる事があったら、遠慮せずに眼科医に相談し、安全にコンタクトレンズライフを楽しんでくださいね♪

そして…最後にもう一度。
くどいようですが、「コンタクトレンズもメガネも貸し借りは絶対にしないでください!」

監修:医学博士 﨑元 卓(フシミ眼科クリニック)

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