1年で一番寒さの厳しい時期になりました。
皆さんはどのような冬をお過ごしになるのでしょうか。

今の時期はウィンタースポーツを楽しむ方やご旅行に出かける方も多いかと思います。自宅でのんびりと「こたつでみかん」ももちろん良いですが、思い切って家を飛び出して冬ならではのお楽しみを存分に味わってみませんか?
いつもと違う空間や時間を楽しむことはとても贅沢で素敵なことですから! 
そこで今回は、コンタクトレンズと冬のレジャーとの関係についてお話ししたいと思います。

まず、冬のレジャーの代表格といえばスキー・スノーボード・アイススケートですよね。
きらめく銀世界で快適にコンタクトレンズを使うにはどうすれば良いと思いますか?
実は「特別なこと」はひとつもありません。普段通りに使用して問題はないのです。
「え?本当に??」と思われるかも知れませんが、コンタクトレンズは目の中で凍ってしまうことはありませんのでご安心を。ただし、ゴーグルは忘れずに着用してくださいね。紫外線から目を守るだけでなく、風や寒さから目が乾燥するのを守ってくれます。スケートを滑る時にゴーグルをする人はいないと思いますので、乾燥予防対策として瞬きを意識的に多くするようにしてみてくださいね。乾燥が気になる方は人工涙液を点眼して目とコンタクトレンズを潤すという方法もあります。

それから、雪国へのご旅行や温泉旅行なども冬の醍醐味のひとつですね。
寒さの厳しい地域にコンタクトレンズを持って行く時に気を付けなければいけないことはコンタクトレンズを凍結させないことです。
コンタクトレンズが収納されている容器の中の保存液の主成分は生理食塩水ですので氷点下にさらされると当然のように凍ってしまいます。「溶かして使えばいい」とお思いでしょうが、一度凍ってしまったコンタクトレンズは凍結の際に表面に悪影響を及ぼす可能性があり、溶かして使うと目に思わぬトラブルが起きることもありますので、絶対に使用しないでください。こちらも是非ご覧ください。

「では、どうすれば?」・・・答えは簡単です。衣服のポケットの中など出来るだけ肌に近いところで持ち運びするようにしましょう。体温が凍結を防いでくれます。
飛行機での移動など、どうしても手荷物として預けなければならない場合には、コンタクトレンズをタオルなどでくるんで旅行ケースの中心部分に置くようにすると良いでしょう。

もちろん、レジャーやご旅行などに出かけられる際には、思わぬトラブルに備えるために普段より少し多めに予備を持って行くことも忘れないでくださいね。
いつもは2ウィークタイプのコンタクトレンズを使用されている方で「旅先でのケアは面倒」だという方は、この期間だけワンデータイプのコンタクトレンズを使用するのも良いかも知れませんね。
いつも診察を受けている眼科の先生に相談してみましょう。

さて、あとはのんびり温泉につかって・・・・。
あ、いけない!
温泉に入るときはなるべくコンタクトレンズを外していただくことをお奨めします!
温泉にはさまざまな成分が含まれていて、コンタクトレンズが汚れたり変形したりして、目を痛める恐れがあるからなんです。これは普段の入浴の際も同じです。

ちょっとした工夫で大いに冬を楽しみましょう!!

監修:医学博士 﨑元 卓(フシミ眼科クリニック)

マガジン・ニュースへ