今回は、ソフトコンタクトレンズの取り扱いにありがちな“勘違い”についてご紹介します。

ある日、お客様相談室にこんなお問い合わせがありました。
「開封していないコンタクトレンズはどこにしまっておけばいいの?」
聞いたところ、この方はコンタクトレンズを冷蔵庫で保管しているとのことでした。
その理由を尋ねたら、こんな答えが返ってきました。
「だって、暗くて冷たい場所に保管するって書いてありますよ?」

クーパービジョンの製品に封入している添付文書(使用説明書)には「直射日光および凍結を避け、室温で保管してください」と書いてあります。
この方は「直射日光が当たらない=暗くて涼しいところ」と解釈をして冷蔵庫で保管されていたようですが、これは大きな勘違いで、冷蔵庫に入れて保管する必要はありません。ではなぜ、直射日光や凍結がいけないのでしょうか。
それは、直射日光による高温で長時間さらされることによって箱が変色したり容器の密封性に悪影響を及ぼすことがあるからです。

また凍結についてですが、ソフトコンタクトレンズは水を含んでいるので素材内部の水分が凍ってしまうと、レンズ本来の性能が劣化する可能性が考えられるので、レンズが凍ってしまうような場所は避けましょう。
その他には、暗い場所に保管しなければいけないと勘違いをして、洋服ダンスの中にしまっているという方もいました。
この方はレンズを装用したとたん、目が沁みて装用できなかったそうです。 よくお話しを聞いたところ、防虫剤と一緒にレンズを保管されていたそうです。防虫剤の成分には強い浸透力があるため、容器の中に徐々に浸み込んでしまうようです。

いかがでしょうか。
こんな勘違い、アナタはしていませんでしたか?

こちらの記事もご覧ください
コンタクトレンズ、どこに保管してますか?

監修:医学博士 﨑元 卓(フシミ眼科クリニック)

マガジン・ニュースへ