今回のテーマは“眼科医は貴女がたに、何をしてくれるのか?”です。・・

眼科医がカラーコンタクトレンズについて、どのように考えているのか・・をお話し・・最後に、私から皆さんへのアドバイスをまとめてみます。

約一年前から、眼科の学会で特にカラーコンタクトレンズ(カラーCL)についての講演が増えました。・・良いことだと私は思っています。・・・感染症の問題、レンズの質、それに販売法の問題点など・・そして、講演の最後は・・自然に・・ユーザーの不完全な取り扱い、眼科を受診しない点が問題となりました。・・ これについて私は、まだ眼科医がやるべきことが有るのではないか”・・(例えば・・学校健診や保健体育の時間に眼科医がもっとお話しする・・等と思っています)

前にお話しした通り・・コンタクトレンズは“高度管理医療機器”の一つで、法律上、眼科医の検査や処方なしにレンズを手に入れる事は出来ない・・すなわち、レンズの度数、種類を指定した処方箋が必要である・・でした。・・ですから、皆さんは処方箋を持って販売店に行き、レンズを購入している筈です。・・(眼科医は、常に、皆さんにそうしてほしいと考えています)
・・ところが現実には・・コンタクトレンズ・・特に“カラーCL”に関しては・・・便宜的に販売店から、あるいはネットで・・さらに度数なしのレンズは、医薬外品の取り扱い上・・ドラッグストアでも購入することが可能です。・・
・・一方、現在“カラーCL”を発売している企業は・・把握できるもので10社を超えており、中には販売の申請、許可が不明なものが有ります。・・(眼科医はネット販売をコントロールするのは困難と思っています・・残念ですが)

さて、ここでもう一度、現在までに分かっている“カラーCL”について復習してみますと・・素材は“ヘマ”より“シリコン系”の方が角膜への酸素供給が優れている・・色素は“サンドイッチ型”の方が表面や裏面に“プリント”されているものより眼への障害が少ないとされています。・・・(この事について眼科医は知っています)

カラーコンタクトレンズを取り巻く世界は、以前にも述べましたが、現在も、不確定な要素が多いのです!・・皆さんも困られるでしょう!・・ですから、最も大切なことは・・自分で自分を守らなければいけないのです!
・・敢えて、繰り返します。・・“カラーCL”は自由に買える!・・取り扱い方法は自己流になりやすい!・・レンズの汚れや劣化が分かりにくい!・・・この様な状況下で・・・気に入らないでしょうが・・“責任”ということになると・・貴女方の目の安全性に責任もって役割を果たす人間は眼科医しかいないのです!

・・「どうしても“カラーCL”を続けたいです!・・先生、責任もって・・どうすれば良いか教えてください!」と言って下さい!・・・これが私からのアドバイスです。(眼科医もしっかり取り組んでくれる筈です)

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